Project/Area Number |
21K08123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
金子 英弘 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70468510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤生 克仁 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (30422306)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 予防循環器学 / Young Adult / 循環器疾患 / 予防 |
Outline of Research at the Start |
若年者(Young Adult)世代の循環器疾患リスクの増加が先進国共通の課題になっています。本研究においては、循環器疾患予防の観点から、(1)Big Dataを用いた機械学習によるYoung Adult世代の循環器疾患リスク層別化、(2)Young Adult世代でも容易にデータが収集可能な心音による循環器疾患の早期診断、(3)Young Adult世代の循環器疾患リスクである睡眠の質の低下を標的とした循環器疾患予防の可能性、の3つのテーマについて研究を進め、Young Adult世代における循環器疾患のリスク層別化、早期診断、予防戦略の確立を目指します。
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Outline of Annual Research Achievements |
皆さまから頂戴した貴重な研究資金を用いて多くの研究に取り組むことができ、2022年度中に約40報の原著論文を発表することができました。とりわけ、現在、新しい学術分野として注目されているOncocardiologyの領域において、がんサバイバーにおける血圧上昇と心血管イベントの関連を明らかにした論文が、臨床腫瘍学のフラッグシップジャーナルであるJournal of Clinical Oncology誌に掲載することができました。また、糖尿病のみならず心不全や慢性腎臓病の治療薬としても期待されているSGLT2阻害薬のブランド間での経時的腎機能変化を比較した論文は、腎臓学のトップジャーナルであるKidney International誌に発表いたしました。そして、従来の血圧基準よりも低いステージ1高血圧の段階から血圧降下によって循環器病発症リスクの低減が期待できること、さらにその病態的意義が注目されている孤立性拡張期高血圧においても血圧低下がイベントリスク低下と関連することを予防循環器学のフラッグシップジャーナルであるEuropean Journal of Preventive Cardiology誌に2報の論文として掲載していただきました。European Journal of Preventive Cardiology誌には、上記の2報以外にも、大動脈解離・大動脈瘤発生における血圧・血糖のinteractionに関する研究、がんサバイバーにおけるLife's Simple 7と循環器病発症リスクの関連、さらにHDL-Cと予後の関連(U字現象)が糖尿病症例において助長されることを示した研究も3報の原著論文として掲載していただきました。このように多くの研究に携わり、数多くの論文を海外誌に原著論文として発表する機会をいただいたことに深く御礼申し上げます。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記の通り、予定していた予防循環器学の領域においてリアルワールドデータ分析を行うことで数多くの原著論文を発表することができております。一方で、機械学習を用いた解析については、マシンスペックなどハード的な問題があり、若干、当初の予定よりも遅れている面もあります。最終年度できちんとした成果をまとめられるように引き続き、精進して参ります。引き続き、ご指導・お力添えを賜れば幸いです。
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Strategy for Future Research Activity |
上記の通り、最終年度はこれまでの2年間で行ってきたリアルワールドデータの分析を通した生活習慣病や循環器病の予防を目指した研究を継続して参ります。また、機械学習については、学内の共同研究者と協力して、独創的なアウトプットを創出できるよう努力いたします。
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