Project/Area Number |
21K08203
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53030:Respiratory medicine-related
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
小林 哲 三重大学, 医学系研究科, 教授 (20437114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Gabazza Esteban 三重大学, 医学系研究科, 教授 (00293770)
藤本 源 三重大学, 医学系研究科, 講師 (90378399)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 細菌叢 / マイクロバイオーム / 呼吸器 / 線維化 / 肺癌 |
Outline of Research at the Start |
発癌母地として、慢性炎症および線維化に伴う肺の線維化部分からの発癌が知られているが、どのような機序によって発癌するのかは解明されていない。我々はヒト肺線維症に関して、特殊な細菌叢変化に関しての仮説を得た(Front Microbiol. 2018)。さらに、細菌叢からのペプチドがアポトーシスを起こすことを証明し、肺障害及び線維化を引き起こすことを報告した(Nat Commun. 2020)。一方で我々の樹立した肺線維化マウスモデルにおいて線維化後に肺癌の発症を認めており細菌叢と発癌の関連が強く疑われる。これらのマウスモデルを用い肺の線維化と発癌およびそれに関与する細菌叢との関連を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、①慢性創傷の果て、つまり肺線維化という母地になぜ肺癌が発生するのか、②肺の細菌叢はその病態に関与しているのか、③線維化および発癌におけるMUC5Bの働きと、このムチンが細菌叢の変化維持に関与するのかなどを解明することを目的とし、副次的には④肺癌発症後の、癌周囲の微小環境の変化から、肺の線維化および発癌に対しての細菌叢の関与からの線維化制御方法および発癌抑制のseedsを見出す事である。 我々の開発したヒトTGF-β1を肺に強制発現させた肺線維症マウスモデルでは、その経過中に肺の線維化とともに肺癌を発症することが判明しており、そのため、ヒトにおける肺線維化中の肺癌発症のメカニズム解析に適した世界初のマウスモデルとなっている。また、肺線維化および発癌に関与している可能性がある。細菌叢を発見している。さらに、細菌叢から分泌される新規発見のペプチドをCorisinと命名し、これがアポトーシスを誘導することを発見した。この細菌叢から産生されるペプチドが線維化層の形成や発がん、癌の進行など病態に関与する可能性があり、細菌叢由来の物質に関し、それらを制御することが線維化及び発癌を抑制する可能性がある。現在、我々は、この新規ペプチドへの抗体作成に成功している。さらにリコンビナントの作成にかかっており、コリシンあるいは抗体を用いて、バイオマーカとしての可能性および疾患抑制の可能性に関し研究を続行している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初からの研究体制が整っており。特に問題も無く、おおむね順調に進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、順調に進捗している。 肺内細菌叢由来の物質コリシンに関し、それらを制御することが線維化及び発癌を抑制する可能性がある。現在、我々は、この新規ペプチドへの抗体作成に成功している。さらにリコンビナントの作成にかかっており、コリシンあるいは抗体を用いて、バイオマーカとしての可能性および疾患抑制の可能性に関し研究を続行する。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Inhibition of lung microbiota-derived proapoptotic peptides ameliorates acute exacerbation of pulmonary fibrosis.2022
Author(s)
D'Alessandro-Gabazza CN, Yasuma T, Kobayashi T, Toda M, Abdel-Hamid AM, Fujimoto H, Hataji O, Nakahara H, Takeshita A, Nishihama K, Okano T, Saiki H, Okano Y, Tomaru A, D'Alessandro VF, Shiraishi M, Mizoguchi A, Ono R, Ohtsuka J, Fukumura M, Nosaka T, et al. & Gabazza EC
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Journal Title
Nat Commun
Volume: 13
Issue: 1
Pages: 1558-1558
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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[Journal Article] A Microbiome-Derived Peptide Induces Apoptosis of Cells from Different Tissues2021
Author(s)
Saiki Haruko、Okano Yuko、Yasuma Taro、Toda Masaaki、Takeshita Atsuro、Abdel-Hamid Ahmed M.、Fridman D’Alessandro Valeria、Tsuruga Tatsuki、D’Alessandro-Gabazza Corina N.、Katayama Kan、Sugimoto Masahiko、Fujimoto Hajime、Yamanaka Keiichi、Kobayashi Tetsu、Cann Isaac、Gabazza Esteban C.
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Journal Title
Cells
Volume: 10
Issue: 11
Pages: 2885-2885
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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