Project/Area Number |
21K08348
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53050:Dermatology-related
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Research Institution | Kurume University (2023) Kyoto University (2021-2022) |
Principal Investigator |
加来 洋 久留米大学, 医学部, 助教 (00769862)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大日 輝記 香川大学, 医学部, 教授 (20423543)
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Project Period (FY) |
2022-11-15 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 円形脱毛症 |
Outline of Research at the Start |
円形脱毛症は毛包を標的とする自己免疫性疾患と考えられている。毛包上皮では、クラスI分子や各種のNKG2Dリガンドの発現が促進し「免疫寛容」が破たんしていること、 毛球部にはCD8+NKG2D+リンパ球が浸潤していることが報告されている。どのような細胞内シグナルを介して毛包上皮のクラスI分子や各種のNKG2Dリガンド の発現が促進して免疫寛容の破たんに至るのか、免疫寛容の破たんの「ループ」が伝播し「円形の」脱毛となるのかは、十分明らか にされていない。本研究課題では主に多重免疫染色の手法を用いて、円形脱毛症の 上皮-免疫微小環境(EIME)を明らかにすることで、新たな治療標的を提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究プロジェクトでは、円形脱毛症の病態解明と治療法開発を目指して、PARP1の発現とその関与に焦点を当てて取り組んできた。円形脱毛症は、頭皮の局所的な脱毛が特徴であり、患者のQOLに大きく影響する疾患である。現在の治療法は限定的であり、病態の詳細が解明されていないため、効果的な治療法開発のための研究が求められてる。PARP1はDNA修復機構に関与する酵素であり、その異常な発現が様々な疾患の発症に関連していることが報告されている。円形脱毛症とPARP1の関連性を明らかにすることで、新たな治療ターゲットの発見につながる可能性がある。本研究では、当院の円形脱毛症患者3症例のホルマリン固定パラフィン包埋ブロックから新たに切り出した組織標本を用い、免疫組織化学的手法でPARP1の発現を検討した。免疫染色の条件検討では、標本の前処理、抗体の希釈率、インキュベーション時間、検出系の最適化の検討を行った。また、ポジティブコントロールとして、膵管内管状腫瘍の切除検体の正常膵臓部の切片および扁桃炎の摘出標本を使用し、検討条件下での染色の妥当性を検証した。100%キシレン×3回を各5分、100%EtOH×2回、90%、80%、70%、PBSに各1分処理を行い、パラフィン切片を作成し、続いて抗原の不活化を行った。後にBlockingを行い、次に一次抗体反応を行った。その後二次抗体反応をアルカリフォスファターゼを使用し行った(一次抗体のホストはMouseを使用した)。
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