Project/Area Number |
21K08448
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 54020:Connective tissue disease and allergy-related
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
若林 邦伸 昭和大学, 医学部, 准教授 (80595596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯崎 健男 昭和大学, 薬学部, 教授 (00439358)
矢嶋 宣幸 昭和大学, 医学部, 教授 (70384360)
西見 慎一郎 昭和大学, 医学部, 助教 (70834000)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 関節リウマチ / 関節液 / 線維芽細胞 / 滑膜線維芽細胞 |
Outline of Research at the Start |
関節リウマチの滑膜線維芽細胞は、関節局所における炎症の増幅や関節破壊に重要な役割を担っており、新たな治療標的として注目されている。滑膜由来の滑膜線維芽細胞には複数のサブセットが存在し、その局在や遺伝子発現に違いがあることがわかってきた。私たちは関節液中の接着性細胞からポドプラニン陽性線維芽細胞を培養することに成功した。この研究では、関節リウマチの関節液由来線維芽細胞の免疫表現型を解明する。構成するサブセットの違いやサイトカイン発現の違いに注目し、臨床的特徴や治療反応性に影響をもたらすかを検討する。この研究により個々の患者にとって適切な診断および治療薬の選択につながる臨床応用へと発展させたい。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまで申請者は、関節リウマチの関節液由来接着細胞からポドプラニン陽性線維芽細胞を培養し、滑膜組織由来線維芽細胞と同様のサブセットが存在すること、初代培養において再燃群と初発群および血清反応陽性群と陰性群で主要なサブセットが異なることを明らかにしてきた。また、継代培養ではポドプラニン陽性線維芽細胞は増加し、特定のサブセットに均一化していくこと示してきた。 2023年度は、引き続き患者検体数を増やし、フローサイトメトリー解析により関節液由来の線維芽細胞を構成するサブセットの検討を進めるともに、線維芽細胞のサイトカン発現と構成するサブセットとの関係を評価した。TNF-α刺激によりIL-6,IL-8,MCP-1,MMP-3, VEGFのmRNAおよび蛋白発現は増加し、滑膜由来線維芽細胞と類似することが示された。また、無刺激培養液上清中のMMP3濃度と特定のサブセットの割合に正の相関関係があることが示された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
滑膜検体が集められず、臨床データを用いた解析も進まなかったため、やや遅れていると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度も、引き続き患者検体を増やし、フローサイトメトリー解析により、関節液由来線維芽細胞を構成するサブセットの検討を進める。臨床データを用いて治療反応性の違いなどの臨床像と初代培養細胞のサブセットに関係があるかを解析する。
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