Project/Area Number |
21K08756
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
徐 明 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (40645503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 正夫 山口大学, 医学部附属病院, 診療助教(4日/週) (00875487)
硲 彰一 山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (50253159)
飯田 通久 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50554797)
吉田 晋 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60554805)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 大腸がん / 肝転移 / miRNA / LCM / 大腸癌肝転移 / RNA-seq / 同定 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、肝転移の発生に関与するmiRNAに関する知見を得るため、原発巣癌細胞のmiRNA網羅的解析から、肝転移に関連するmiRNAの同定と機能解析を行う。具体的には、ステージII並びにIV(肝転移)大腸癌の原発巣からLCM 法によって癌細胞を採取し、ステージIV大腸癌細胞に特徴的に発現したmiRNAの網羅的解析並びにバリデーションにより、大腸癌肝転移に関連するmiRNAを同定する。更に、大腸癌細胞株及び動物モデルを用いて同定したmiRNAが癌細胞の増殖、浸潤転移、抗癌剤耐性及び免疫逃避に与える影響とメカニズムを解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
切除不能大腸癌に対する治療は大きく改善されたが、5年生存率は10%未満といまだ不十分である。新しい治療標的を探るために、我々は原発巣癌細胞における肝転移に関与するmiRNAを同定し、機能解析した。LCM法によってステージIIおよびIV(肝転移)大腸癌(各6例)の原発巣癌細胞を採取し、マイクロアレイ解析の結果から異常発現したmiR-30b、miR-30c、miR-107、miR-106b、Let-7f、miR-194、miR-652を選択した。次に、ステージII、III、IVの患者(各40例)から術後標本を収集し、miRNAの発現レベルと患者の臨床因子を検証した、結果によりmiR-30bとmiR-106bの過剰発現が肝転移や患者の生存と関連していることが分かった。さらに、細胞レベルでの遊走と浸潤実験により、miR-30b mimicおよびmiR-106b mimicが細胞の遊走と浸潤を促進することが解明した。この研究は、大腸癌肝転移の治療の新しい治療マーカーを提供することができる。
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