Project/Area Number |
21K08895
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55040:Respiratory surgery-related
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Research Institution | Higashihiroshima Medical Center |
Principal Investigator |
原田 洋明 独立行政法人国立病院機構東広島医療センター(臨床研究部), 診療部呼吸器外科, 呼吸器外科医師 (90573816)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 肺がん / エピゲノム / 分子標的 / 肺癌 |
Outline of Research at the Start |
肺癌は同様な組織型であっても薬物治療に対する感受性や抵抗性が多様であり、薬剤耐性の獲得機序なども症例毎に大きく異なる。分子標的薬剤や免疫チェックポイント阻害剤など治療効果の高い薬剤が開発されているが、その適応はごく一部の病巣から得られた情報のみで決まる現状があり、原発病巣と転移・再発病巣に関して個体全体としての腫瘍不均一性(Inter-tumor heterogeneity)を考慮すると、有効な治療を受けることができない患者が少なからず存在する可能性がある。 本研究ではInter-tumor heterogeneity についてそのメカニズムも含めて解析し、肺癌の個別化治療への発展を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、肺癌の原発病巣と転移・再発病巣間における 異質性 を明らかにすることである。 当院で施行した160例を超える肺癌患者において実施した病理解剖検体において、転移・再発800病巣を超える病理サンプルから抽出したDNAに対してエピゲノム解析に移すべく前処理を順次行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究補助員の異動交代があったため、やや遅れたが、その後は軌道に乗って研究は進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究補助員が、安定して研究遂行ができる状況になったこともあり、今後は、エピゲノム解析と併せて、現時点でまだ進んでいない、がん関連蛋白の発現状況の解析について、サンプル調整を進めていく方針である。
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