Investigating the autonomic nervous system function associated with the insular cortex using awake brain mapping
Project/Area Number |
21K09174
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
本村 和也 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (30467295)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 准教授 (30585790)
梅田 聡 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (90317272)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 島皮質 / 自律神経 / 覚醒下脳手術 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、倫理委員会の承認を得て、島回摘出により自律神経機能がどのように変化するかを解析する。さらに、覚醒下手術中に島皮質を直接刺激し、心電図、心拍数、血圧変化の測定、さらに心拍検出課題を行うことで、島皮質における自律神経機能活動の神経基盤を解明し、自律神経機能の同定と機能温存、経時的な機能回復を目的とした次世代型覚醒下手術法の確立を目標とする。 島皮質が自律神経と密接に関わることをヒトで検討できる脳神経外科学と、ヒトの感情や自律神経機能を多角的に捉えることができる認知神経科学が、分野融合型の共同研究を行うことは大変意義深いと考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
島回腫瘍摘出後に、食欲、意欲、発動性の低下を示す症例が多く、島皮質と自律神経ネットワークと関連がある可能性に着目した。しかしながら、島皮質が自律神経機能の制御と監視に関連しているという断片的なデータは集まってきているが、それらの詳細な関連性についての実証研究はされておらず、島皮質における自律神経機能や役割については未だ分かっていないことが多い。本研究では、倫理委員会の承認を得て、島回摘出により自律神経機能がどのように変化するかを解析する。さらに、覚醒下手術中に島皮質を直接刺激し、心電図、心拍数、血圧変化の測定、心拍検出課題を行うことで、島皮質における自律神経機能活動の神経基盤を解明し、自律神経機能の同定と機能温存、経時的な機能回復を目的とした次世代型覚醒下脳手術法の確立をこの研究の目的とする。 島回腫瘍に対する覚醒下脳機能マッピングの施行、データ収集、解析、覚醒下手術中、および術前術後の心電図、心拍数、血圧および心拍検出課題データの解析を行っている。 R4年度は、覚醒下機能マッピングによる島皮質への刺激の条件設定、刺激方法の確立を目指す方向で進めた。島皮質を刺激する詳細な部位、刺激強度、課題の種類の選定や課題施行回数の詳細な条件を決定する。また内受容感覚の鋭敏さの測定方法としての心拍検出課題についても条件設定を行ってきた。決定した条件を基に、島回に存在する脳腫瘍の患者に、覚醒下手術中および術前術後の心電図、心拍数、血圧の変化を測定しデータを蓄積している。直接刺激と心拍検出課題のパフォーマンス、さらに手術部位との関係性を統計学的解析にて検討する。覚醒下手術予定数が月3-4件程度であるため、年間約30-40名症例が予定される。その中で島皮質、その近傍に存在する脳腫瘍症例は年7-8例程度であるため、これまでR4年度は4名の症例を登録した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
症例登録は順調にいっている。
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Strategy for Future Research Activity |
症例登録を行い、まとまった段階で解析を進めていく。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)