Project/Area Number |
21K09199
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
市川 二郎 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任准教授 (00456469)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菰原 義弘 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (40449921)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 骨肉腫 / マクロファージ / TAM / 骨軟部肉腫 |
Outline of Research at the Start |
上記の目的を達成するために、1)肉腫により誘導されるTAMの分子細胞学的プロファイリング、2)肉腫誘導TAM由来液性因子による肉腫細胞への効果、3)TAM作用薬の肉腫細胞への単独効果と既存抗がん剤との併用効果、の3つの研究を実施する。研究期間としては4年を想定している。
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Outline of Annual Research Achievements |
停滞した骨軟部肉腫の化学療法を発展するために、申請者らは腫瘍微小環境を新規治療ターゲットとして、凝固系や血小板の肉腫進展への役割を報告した。それを更に発展すべく、本研究ではマクロファージ、中でもM2-腫瘍随伴マクロファージ(TAM)に着目した。癌腫におけるTAM発現の意義と治療ターゲットに関して明らかにしたが、骨軟部肉腫での役割は不明であった。我々は、CD163陽性TAMが骨軟部肉腫の増殖転移に関与すること、更にTAM作用薬の一つであるCSF-1R阻害剤のヒト骨肉腫細胞への抗腫瘍効果を確認した。本研究では、詳細なTAMの役割を解明すべく、①肉腫細胞により誘導されたTAMの分子細胞学的なプロファイリン グ、②そのTAMが産生する液性因子とそれに対する肉腫の応答性、③TAM作用薬の肉腫への単独効果、及び既存抗がん剤との併用効果を検討し、新規治療へ発展させることを目的とする。2021年度来、TAMのマーカーに関してはM2マーカー(CD163,CD204 など)を主体にPCRで検討してきたが、細胞によりその増減が大きいため、今回はマーカーの更なる検索は一時中止とした。次いで骨肉腫上清によるTAMが産生する液性因子に関しては複数候補の中からIL-8を抽出した。産生の機序に関して検討し、骨肉腫上清をマクロファージに入れることで、PKCのリン酸化が上がっており、それを阻害するとIL-8の産生が抑制された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
TAM由来IL-8の骨肉腫に対する作用やその詳細が検討できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
TAM由来IL-8の骨肉腫に対する作用やその詳細を検討し、更にVivoモデルを確立する必要がある。Vivoモデルとして、①骨肉腫とTHP-1を共培養する②骨肉腫にTAM上清を加えるなどが考えられる。これらを今後検討しないと行けない。
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