Project/Area Number |
21K09220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳川 天志 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40400725)
中島 崇仁 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70375559)
岡邨 興一 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (90527722)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 骨巨細胞腫 / 光免疫療法 / RANKL / 骨巨細胞種 / デノスマブ / 原発性骨腫瘍 / ヒトRANKLモノクローナル抗体 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、骨巨細胞腫に強く発現する「破骨細胞誘導因子 RANKL(Receptor activator of nuclear factor-kappa B (RANK) ligand)」と最近実用化された「光免疫療法」に着目し、骨巨細胞腫に対する光免疫療法の概念実証を目的とする。既に臨床使用されているヒトRANKLモノクローナル抗体(デノスマブ)を光免疫療法用に改変し、骨巨細胞腫の治療にむけた基礎検討を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
骨巨細胞腫は若年世代の関節周囲に発生する。現在行われている腫瘍掻爬術後の局所再発率は高く、再手術を要する例も少なくない。 本研究では骨巨細胞腫に強く発現する破骨細胞誘導因子 RANKLと最近実用化された光免疫療法に着目し、すでに臨床応用されているヒトRANKLモノクローナル抗体(デノスマブ)を光免疫療法用に改変し、RANKLを発現する細胞に対する選択的な殺傷効果を検証する。 今年度は昨年度に引き続き、新たに入手した骨巨細胞腫細胞株におけるRANKL発現の確認を行った。RANKL発現はPCR, ウエスタンブロット 、フローサイトメトリー等で発現の有無を確認した。結果の信頼性を高めるために、RANKLリコンビナントproteinやRNAKL発現細胞などを用いてさらなる確認作業を進めている。また、蛍光増感剤(IR700)を標識した抗ヒトRANKL抗体(IR700 conjugate)の安定した作成も同時に行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
RANKL発現細胞として培養した、hFOB 1.19(ヒト骨芽細胞腫株)、HSC-3 (ヒト扁平上皮癌(舌))、HO-1-N-1(ヒト扁平上皮癌(頬粘膜))および骨巨細胞腫細胞株のRANKL発現が安定しない状況であったため、結果の信頼性を高めるために、RANKLリコンビナントproteinやRNAKL発現細胞などのポジティブコントロールを用いてさらなる確認作業をする必要が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
RANKL発現をタンパク、遺伝子レベルで確実に確認する必要があり、そのためのポジティブコントロールを入手して実験を継続していく。その上で、当初予定していたIR700 conjugate抗体のRANKL発現細胞に対する選択的殺傷効果を検討する。
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