Project/Area Number |
21K09221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
酒井 朋子 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 准教授 (60833522)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡安 健 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 理学療法技師長 (60376796)
星野 ちさと 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (60836930)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 重症心身障害児(者) / ビタミンK / ビタミンD / 骨粗鬆症 / 骨折 |
Outline of Research at the Start |
秋津療育園の入所者に行われている年2回の健康診断の際に採取される血液サンプルを使用し重症心身障害児(者)における血中25(OH)ビタミンD、一般的にビタミンK不足の指標とされている血中ucOC(非カルボキシル化オステオカルシン)とともに血中ビタミンKを直接測定調査することにより実際のビタミンD及びビタミンKの不足の状況を調査し重症心身障害児(者)における適切なビタミンの補充量、補充方法を確立する。また、これら3者のデータ解析を行うことにより骨代謝におけるオステオカルシンのGla化におけるビタミンDの役割を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
「研究の目的」重症心身障害児(者)は若年者である時分から重度のの骨粗鬆症を呈している。骨粗鬆症における血液検査においてはビタミンD不足と共にucOCの上昇つまりビタミンKの不足が疑われている。しかし、ビタミンKの不足を調べる指標であるucOCは骨に特異的なビタミン K 依存性蛋白であるオステオカルシン(OC)がビタミンKの不足によりグルタミン酸残基がGla化されず生じる生成物であり、先行研究におけるucOCとビタミンDの間にある強い相関性が認められたことからビタミンD不足自身がOCのGla化に影響し ucOCがしている可能性も考えられる。 この研究の目的は、ビタミンK値を直接測定し、重症心身障害児(者)におけるビタミンDとビタミンKの不足の状況を実際に調査することである。 「研究実施計画」血中のビタミンK値を直接測定し、重症心身障害児(者)におけるビタミンDとビタミンKの不足の状況を実際に調査することと、補充すべきビタミンを検討することが実際の計画であり、今年度はあきつ療育園における重症児(者)の2021年度の健診の血液検査の際に同施設入所者である被検者100名に、各々の血液検査においてucOC, 25(OH)ビタミンD値と共にビタミンK値を直接測定した。これによりビタミンD,Kの不足の状況を検討するための初年度の1回目の基本データを収集することができた。今年度はコントロール群(重症心身障碍児でない群)の調査を追加し、データ収集に努めた。 この後も引き続きデータ収集と共に解析を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コントロール群のビタミンK値とucOC値、25(OH)ビタミンD値を収集した。
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Strategy for Future Research Activity |
統計処理を行い、追加調査としてOC(オステオカルシン)値とucOCとの比率を検討する予定である。
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