Development of bone quality evaluation method using UTE
Project/Area Number |
21K09232
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
生駒 和也 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50516044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧 昌弘 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (10729255)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | MRI / SWIFT / 皮質骨 / 骨粗鬆症 / 糖尿病 / 2型糖尿病 / ultrashort echo time / 結合水 / 生活習慣病 / 骨質 |
Outline of Research at the Start |
われわれはこれまでに,UTEによって従来のMRIでは困難であった骨組織からの信号検出が可能であり,骨粗鬆症における皮質骨での骨質の変化を画像化できることを報告してきた.本研究ではこの知見をさらに進め,骨質劣化モデルとして糖尿病モデルラットを用いて,UTE法による皮質骨の骨質の評価の確立と有用性を検証し,得られた撮像条件をヒトへ応用し,その有用性を検証する.
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Outline of Annual Research Achievements |
生活習慣病患者では正常から高値の骨密度を呈するにもかかわらず,骨折のリスクが増加するとされている.骨密度は骨強度に与える影響のうち65%を占めるとの報告があり,骨密度と骨質の両方が骨強度に大きい影響を及ぼすと考えられる. 糖尿病患者では,骨質が低下することにより骨強度の低下を来たしている可能性がある.近年,いくつかの研究において,MRIによる骨質の評価が行われている.骨強度の維持に中心的な役割を果たす皮質骨は,内部の水分子のうち結合水の割合が高く,T2値が低値である.UTEやSWIFT法はこのようなT2減衰時間が短時間である組織を撮像するのに用いられている.われわれのグループは卵巣摘除によるラット骨粗鬆症モデルや1型糖尿病モデルラットを用いて,SWIFT法が従来のMR画像よりも鋭敏に骨粗鬆症における骨皮質の変化をとらえられることを明らかにしてきた. 2型糖尿病モデルラットでも,SWIFT法を用いて,骨皮質の変化をとらえることができるか調査した.また力学的評価では、最大耐荷重とエネルギー吸収量はコントロール群より2型糖尿病群で有意に低かった.骨密度は、コントロール群に比べ2型糖尿病群で有意に高かった。骨形態計測では,2型糖尿病ラットはコントロール群に比べ、骨細胞が少なく、皮質の空隙が大きく、皮質骨のミネラル化が進んでおり,骨脆弱性につながる可能性がある.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
撮影手技の練習を行っている際に,MRI装置の不具合が頻発し,修繕に時間を要したため.
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Strategy for Future Research Activity |
2型糖尿病の動物モデルを用いたSWIFT法での撮影を継続し,骨粗鬆症の画像評価について考察を進める.
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)