Project/Area Number |
21K09270
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
高嶺 周平 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (50868916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
岡邨 興一 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (90527722)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 急速破壊型股関節症 / メタボローム解析 / メタボロミクス / 変形性股関節症 / メタボローム / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
急速破壊型股関節症は比較的まれな疾患であり高齢女性に多いとされている。またその病態には不明な点が多く、初期では変形性股関節症との鑑別は難しく早期診断は難しい。変形性股関節症に比べ急速破壊型股関節症は進行が早く、関節破壊に至れば疼痛により立位・歩行が不能となる場合も多い。よって適切な手術介入時期が重要となる。本研究ではメタボローム解析により、早期診断のためのバイオマーカーを検索することを目標とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
急速破壊型股関節症は比較的まれな疾患であり高齢女性に多いとされている。またその病態には不明な点が多く、初期では変形性股関節症との鑑別は難しく早期 診断は難しい。変形性股関節症に比べ急速破壊型股関節症は進行が早く、関節破壊に至れば疼痛により立位・歩行が不能となる場合も多い。よって適切な手術介 入時期が重要となる。本研究ではメタボローム解析により、早期診断のためのバイオマーカーを検索することを目標として研究を開始した。 急速破壊型股関節 症は変形性股関節症と異なり、急激な関節破壊の進行を伴う。しかしその病態については不明な点が多く一 定の見解を得ていない。近年海外 からのメタボロー ム解析を用いた変形性関節症や関節リウマチについての報告が散見されるようになってきた が、RDCについての報告はない。RDCは股関節の破 壊が急激に進行す る疾患である一方で、早期診断に役立つバイオマーカーはなく、破壊が進行 する前に診断することが難しい。早期にRDCの診断に至れば適切な 手術時期を決定 することが容易になる。 本研究ではメタボローム解析を用い て、RDCの新規バイオマーカーを検索することを目標としている。 本年度は、本研究に関連した文献調査を行い、OA、RDCの 関節液に対するメタボローム解析を実施した。現在結果をまとめ公表準備中である。また将来的には本研究の結果を踏まえ血清のメタボローム解析も行う予 定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
LC/MS(Liquid Chromatograph-Mass Spectrometry)質量分析器でメタボローム解析および統計解析を行い論文作成に取り掛かっている。コロナ感染症の影響で研究や学会発表、論文作成が滞ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究での関節液解析結果でのバイオマーカーとなりうるメタボロームを同定し、将来的により低侵襲で採取可能な血清や尿の分析も行う予定である。
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