Identification of labor related microRNAs and their clinical significance
Project/Area Number |
21K09497
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
三浦 清徳 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00363490)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 産婦人科学 / 陣痛発来 / 分子マーカー / microRNA / mRNA / 母体血 / 陣痛 / 環状RNA / エクソソーム / 間葉系幹細胞 / 胎盤 / RNA / circRNA / 妊娠 / 発現量 / 産科婦人科 |
Outline of Research at the Start |
陣痛発来のメカニズムは未だ不明な点が多く、その分子機構の解明は安全な妊娠・分娩管理につながるため、周産期医療における最重要課題の一つである。本研究では、母体血漿中に流入しているエクソソームに内包されている胎盤、胎児ならびに羊膜特異的mRNA/microRNAに着目し、陣痛と関連するmRNA/microRNAを同定し、その臨床的意義と陣痛発来の分子メカニズムの解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、母体血漿中に流入している胎盤、胎児ならびに羊水特異的mRNA/microRNAに着目し、陣痛と関連するRNA分子プロファイルを同定し、その臨床応用と陣痛発来の分子メカニズムの解明を目指し、安全な妊娠・分娩管理の確立に貢献する。長崎大学病院を受診した妊婦のうち、妊娠中経時的(妊娠12-16週、妊娠20-24週、妊娠30-32週、妊娠35-36週、陣痛発来時、分娩後1日目、分娩後4日目、および産後1ヶ月健診時)に母体血漿を集積保存した。血漿以外にも胎盤組織、臍帯の残余検体を集積した。ハウスキーピング遺伝子、U6 snRNA、SNORD48、RNU6-2などを含む内部コントロール用のTaqManプローブセット(ライフテクノロジー)を用いて、胎児・胎盤・羊膜におけるmRNA/microRNA発現量を比較検討し、最も発現量の変化が少ないものを最適な内部コントロールとして選択した。陣痛発来と関連する胎盤特異的microRNAの候補としてC19MCに存在するmiR-515-3p、miR-517a、miR-517cおよびmiR-518を、陣痛発来と関連する胎児特異的miRNAの候補としてC14MCに存在するmiR-323-3p、miR-411およびmiR-433を選択した。また、陣痛発来と関連するmRNAの候補としてCLCN3およびMOB1Bを選択した。現在集積している検体数は、陣痛発来し経腟分娩した症例では妊娠30-32週のものが72検体、妊娠35-36週が74検体、陣痛発来時は31検体、分娩後1日目は38検体、分娩後4日目は15検体、および産後1ヶ月健診のものは102検体の集積がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
陣痛発来と関連するmicroRNAおよびmRNAのスクリーニング、内部コントロールの選択、および研究に用いる検体集積に時間を要してしまった。とくに、microRNAおよびmRNAのスクリーニングでは、想定よりも多くのmicroRNAおよびmRNAが陣痛は辛いと関連するmicroRNAおよびmRNAの候補として選択されてきたため、文献検索でターゲットを絞る作業を行ったため遅延が生じた。定量的RT-PCRの条件設定では、相対定量法ではなかなか安定した定量系を設定することができなくて、絶対定量で用いる内部コントロールの選択をやり直したので遅延が生じた。研究に用いる検体集積については、より正確に陣痛は辛いと関連する分子マーカーを同定するため、同一例で妊娠経時的にサンプリングされている検体を用いる方針としたたため、検体集積に時間がかかり遅延が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
現在までに妊娠30-32週の母体血が72検体、妊娠35-36週が74検体、陣痛発来時は31検体、分娩後1日目は38検体、分娩後4日目は15検体、および産後1ヶ月健診のものは102検体の集積があるので、母体血中microRNA(miR-515-3p、miR-517a、miR-517cおよびmiR-518)およびmRNA(CLCN3およびMOB1B)の変化を経時的に解析する。そして、分娩予定日より早く陣痛発来した症例と予定日超過した陣痛が遅く発来した症例で比較し、陣痛発来を予測できる分子マーカーを同定することで、R6年度中に研究の目的を達成する。
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Report
(3 results)
Research Products
(31 results)
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[Journal Article] Performance evaluation of Espline HTLV-I/II, a newly developed rapid immunochromatographic antibody test for different diagnostic situations2023
Author(s)
Kuramitsu M, Momose H, Uchida Y, Ishitsuka K, Kubota R, Tokunaga M, Utsunomiya A, Umekita K, Hashikura Y, Nosaka K, Koh K-R, Nakamura H, Sagara Y, Sobata R, Satake M, Nagata K, Hasegawa Y, Sasaki D, Hasegawa H, Sato T, Yamano Y, Hiraga K, Tezuka K, Ikebe E, Matsuoka S, Okuma K, Watanabe T, Miura K, Hamaguchi I.
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Journal Title
Microbiology Spectrum
Volume: 11
Issue: 6
Pages: 1-10
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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