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骨パテと培養細胞の複合によるハイブリッド耳科手術材料の開発

Research Project

Project/Area Number 21K09661
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

山本 裕  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10313545)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森野 常太郎  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00796352)
山本 和央  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50408449)
葛西 善行  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60813889)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywords骨パテ / ハイブリッド耳科手術材料 / 鼻粘膜組織由来上皮細胞 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 細胞シート / 骨粉 / ラット中耳粘膜剥離モデル / 耳科手術 / 培養細胞 / ハイブリッド / 粘膜細胞シート
Outline of Research at the Start

本研究では、骨パテによるハイブリッド耳科手術材料の可能性を検討し、将来の臨床研究につながる前臨床研究を実施する。具体的には、動物モデルの中耳腔内を用いて中耳粘膜を剥離した部位へ骨パテを挿入し骨化の挙動を確認する。骨パテの形状による骨化の時期の違い、培養細胞との複合による骨化の速度や範囲の制御に関して検証する。

Outline of Annual Research Achievements

骨過形成による耳小骨の固着を防止する目的で骨パテに培養鼻腔粘膜上皮細胞シートを被覆するハイブリッド耳科手術材料の可能性を検討し将来の臨床研究につながる前臨床研究を実施することを最終目標とする。
我々の先行研究で、中耳骨の骨露出部位に上皮組織がカバーされれば骨増生が停止すること、鼻腔粘膜上皮細胞シートを露出した中耳骨に移植することで中耳骨由来の間葉系幹細胞の増殖を抑制し骨増生を抑制することが明らかになっている。骨分化をより誘導する骨髄由来間葉系幹細胞と骨増生を抑制する鼻腔粘膜上皮細胞の遺伝子発現の違いを検討しそれぞれの細胞の作用を解明する。
2023年度は、ラット骨髄由来間葉系幹細胞のマーカーチェックを行い骨髄由来間葉系幹細胞であること、ラット鼻粘膜組織由来上皮細胞のマーカーチェックを行い鼻粘膜組織由来上皮細胞であることを証明した。両者間で骨関連遺伝子のPCR arrayを行い鼻粘膜組織由来上皮細胞のRNA発現が上昇している遺伝子を数個(A,B)ピックアップしその作用を既知論文にて確認した。
培養鼻腔粘膜上皮細胞シートの骨増生抑制メカニズムが明らかになることで耳科手術材料として細胞の有用性がより顕著になる

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

骨パテ作製の検討、移植方法(基材の選定)等、移植に関する項目が未検討。

Strategy for Future Research Activity

鼻粘膜組織由来上皮細胞のRNA発現が上昇している遺伝子(A,B)についてn数を増やしリアルタイムPCRを用いて確認する。同時に鼻粘膜組織由来上皮細胞培養上清中のサイトカイン(A,B)量をELISAを用いて測定する。結果より鼻粘膜組織由来上皮細胞シートの骨関連作用機序を明らかにしていく予定である。同時にラット骨パテの作製方法の検討をおこなう。場所(頭蓋骨、中耳骨)、採取方法、移植方法(基材の選定)の検討を行う。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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