Project/Area Number |
21K09953
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57040:Regenerative dentistry and dental engineering-related
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
中村 利明 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (60381183)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 梢 (中村梢) 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00404492)
榮樂 菜保子 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00868086)
白方 良典 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (60359982)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | BMP-9 / 歯周組織再生 / 骨再生 / 歯周病 |
Outline of Research at the Start |
歯周病は国民の8割が罹患している国民病である。歯周病により失われた歯周組織を再生することは、超高齢化社会を迎える日本国民の健康寿命の延伸とQuality of life (QOL)向上に大いに寄与する。そこで、歯周組織再生の新規治療法の研究・開発を目的として、強力な骨形成能力で注目されているBone morphogenetic protein-9 (BMP-9)に注目し、BMP-9の生物学的特徴・作用機序を理解し、適切な選択のうえ治療に応用するとともに、その作用を最大限発揮させる局所環境の理解と整備を目的として多方面から解析しその基盤を確立することを目的としている。
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Outline of Annual Research Achievements |
歯周病は組織破壊性の慢性炎症性疾患で国民の8割が罹患している国民病である。歯周病により失われた歯周組織を再生することは歯周治療の究極のゴールであ り、超高齢化社会を迎える日本国民の健康寿命の延伸とQuality of life (QOL)の向上に大いに寄与する。そこで、歯周組織再生の新規治療法の研究・開発を目 的に、新たな成長因子として強力な骨形成能力で注目されているBone morphogenetic protein-9 (BMP-9)について注目した。歯周組織再生療法では、成長因子の 生物学的特徴・作用機序を理解し、適切な選択のうえ治療に応用するとともに、その作用を最大限発揮させる局所環境の理解と整備が重要である。そのため本研 究は、現在までの我々の基礎研究をベースに発展させ顎骨・歯周組織再生に適した歯周組織局所環境の解明とコントロールについて多方面から解析しその基盤を 確立することを目的としている。 当該年度は主にin vitroの系におけるBMP-9刺激によるヒトセメント芽細胞の骨芽細胞様分化(ALP活性促進、 石灰化物形成促進)を誘導と、補助因子としてFK506を添加することによりる作用促進効果に関して、作用機序の検討をsiRNAおよびウェスタンブロット法による解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当該年度は本研究課題以外の業務が予想以上に多く、本研究課題に対するエフォートの割合が少なくなったためと、成果発表資料の作成に予想より時間がかかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
in vitro系, in vivo系ともに解析を続けるとともに研究成果のまとめ、成果発表を行う。
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