• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

統合オミックス解析による口腔がん制御機構の解明と創薬標的の網羅的探索

Research Project

Project/Area Number 21K10138
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

木本 明  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (30597167)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 明石 昌也  神戸大学, 医学研究科, 教授 (40597168)
榎本 由依  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (70823045)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywords口腔がん / メタボローム / オミックス / GC/MS / メタボローム解析 / 扁平上皮癌
Outline of Research at the Start

口腔がんの大部分は扁平上皮癌であり、標準的治療は手術とされている。しかし、進行がんにおいては、制御が可能であった場合でも患者自身のQOLを著しく低下させる。そのため、根治治療を目的としながらも、可能な限り機能を温存することも重要である。
現在、口腔がんに対する化学療法は、進行がんを制御するまでは至っておらず、副作用も多い。本研究では、統合オミックス解析を行い、口腔がんに特異的な代謝経路を探索する。また、それに関わる代謝酵素のうち、がんの増殖の制御に関わるものを導き出し、その阻害剤の効果を調べることで、新たな口腔がん治療薬の開発をめざす。

Outline of Annual Research Achievements

口腔がんの大部分は扁平上皮癌であり、標準的治療は手術とされている。また、補助療法として放射線治療、化学療法が併用されることが多いが、進行がんに対しては予後が悪く、制御が可能であった場合でも患者自身のQOLを著しく低下させる。そのため、根治治療を目的としながらも、可能な限り機能を温存することも口腔がんにおいては重要である。現在、口腔がんに対する化学療法は、シスプラチン(CDDP)や5-FU、ドセタキセルが使用されている。しかし、進行がんを制御するまでは至っておらず、副作用も多い。本研究では、統合オミックス解析を行い、口腔がんに特異的な代謝経路を探索する。また、それに関わる代謝酵素のうち、がんの増殖の制御に関わるものを導き出し、その阻害剤の効果を検討することで、将来的な口腔がんの新たな治療薬の開発をめざす。
まずヒト由来口腔がん細胞株(OSC-19、HSC-3)のガスクロマトグラフィー質量分析を実施した。また、口腔がん患者の血漿メタボローム解析を実施し、得られたデータを統計ソフトを用いて多変量解析することで、口腔がん患者に特異的な代謝物の変動を探索している。次に、ヒト由来口腔がん細胞株と血漿メタボローム解析の結果と比較することで、特に著明な変化を示す代謝経路の探索を開始している。今後は、これらに加え、口腔がん生体材料のメタボローム解析を実施することで、さらに口腔がん特異的な代謝経路を絞っていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

口腔がんの部位により、組織のメタボローム解析にかなりのバラつきが出ることが分かった。そのため、血漿を中心にメタボローム解析、プロテオーム解析を行い、がん関連の代謝物、タンパク質の関連性を探索している段階であるため。

Strategy for Future Research Activity

舌がん、頬粘膜がん、歯肉がん、口底がんなど、部位により組織のメタボローム解析、プロテオーム解析の結果にバラつきがあり、今後は舌がんのみなど、部位ごとの解析を行う方針である。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi