Project/Area Number |
21K10222
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | The Nippon Dental University (2023) Kanagawa Dental College (2021-2022) |
Principal Investigator |
両角 俊哉 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (20444151)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 一孝 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (60336542)
山本 裕子 神奈川歯科大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (60756568)
平田 貴久 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (50837060)
三辺 正人 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (60148004)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 糖尿病性網膜症 / 歯周病 / 活性酸素 / 炎症性サイトカイン / 糖尿病 |
Outline of Research at the Start |
近年、糖尿病増加に伴う多様な合併症が患者のQOL低下や健康寿命短縮を引き起こし、大きな社会問題となっている。中でも細小血管障害である糖尿病性網膜症は我が国において年間3,000人以上を中途失明させる重篤な合併症であり、国の政策として新たな予防法が求められている。一方、歯周病と2型糖尿病が双方的な発症・進行のリスク因子であり、申請者はこれまでに「歯周病の炎症が糖尿病性網膜症の発症に影響する可能性」を報告している。そこで、本研究では歯周病由来の炎症が糖尿病性網膜症を発症させる一連のメカニズムを動物実験にて解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病増加に伴う多様な合併症が患者のQOL低下や健康寿命短縮を引き起こすことが、近年大きな社会問題となっている。中でも細小血管障害である糖尿病性網膜症は我が国において年間3,000人以上を中途失明させる重篤な合併症であり、国の政策として新たな予防法が求められている。 申請者はこれまでに「歯周病の炎症が糖尿病性網膜症の発症に影響する可能性」を横断研究により明らかにしてきた。そこで、「歯周ポケット内の歯周病原細菌由来SCFAsやLPSが血中に移行し、活性酸素や炎症性サイトカイン産生を介して糖尿病性網膜症発症に影響を与えている」という仮説を立てた。 本研究では歯周病原細菌由来の短鎖脂肪酸やリポ多糖が誘導する活性酸素と炎症性サイトカインに着目し、それらが網膜に作用して糖尿病性網膜症の発症に影響を与える機序を糖尿病モデル動物により明らかにする。最終的には以下の4項目について解明する。① 歯周病原細菌由来SCFAsが糖尿病性網膜症発症に与える影響を解明 ② 歯周病原細菌由来LPSが糖尿病性網膜症発症に与える影響を解明 ③ Toll 様受容体2・4(TLR2・4)阻害剤が糖尿病性網膜症発症を抑制するか確認 ④ 歯周治療が軽度糖尿病性網膜症を治癒させるかどうかを解明 活性酸素や炎症性サイトカインが網膜に与える影響の機序は、既に網膜培養細胞を使用した実験で判明している。本研究では3年間で、歯周病が糖尿病性網膜症に影響する一連のメカニズムを、動物を使用して詳細に解明する。現在、糖尿病モデルラットを用いて予備実験を実施中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年に研究代表者が所属機関を異動した。実験は前任地の神奈川歯科大学で行っており、異動先のセットアップのため研究が一時中断した。現在は、定期的に二大学を行き来し、研究分担者と協力しながら研究を再開している。
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Strategy for Future Research Activity |
内科学や薬理学を専門とする研究分担者および研究協力者と連携しながら、進めていく。解析機器は実験施設に常備されているため問題はない。
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