医学生に対する行動科学教育における新手法の検討:動機づけ面接法の導入
Project/Area Number |
21K10378
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022) Osaka City University (2021) |
Principal Investigator |
首藤 太一 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20295687)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹本 恭彦 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 客員教授 (20364002)
福本 一夫 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20897392)
川村 智行 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 客員准教授 (60271186)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 行動変容 / 健康行動 / 動機付け面接法 / 動機づけ面接法 / 行動科学教育 |
Outline of Research at the Start |
医学生には、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が求められている。動機づけ面接法(Motivational Interviewing:MI)が提唱され、人がよい方向に向かおうとする行動を引き出す面接手法として、その有用性が認識されている。一方、医学教育にはほとんど導入されていない。 本研究では、MI技法修得を医学生教育へ導入し、尺度に基づく評価や、基本精神に基づいた医療面接が行えたか評価を行う。医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説し、実践できる能力を獲得できる一助になるか検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
医学生は、人の動機を概説し、動機づけの例示ができ、さらには、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が求められている。William Millerらにより動機づけ面接法(Motivational Interviewing:MI)が提唱され、人がよい方向に向かおうとする行動を引き出す面接手法として、その有用性が世界中で認識され、多くの分野で普及している。本研究では、MI技法修得の医学生教育への導入により、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説でき、さらには模擬的に実践できる能力を獲得できる一助になるか否か検討することを目的とする。 2022年度は、モデルコアカリキュラムに定められた、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が獲得するため、オンラインでの授業形態で実施した。これらを通じて、動機付けの例示できる能力、そして、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力を身につけるよう授業を行った。 2023年度には、効果的な対人コミュニケーションについて理解と模擬的な実践、健康行動や行動変容を行う動機づけについての概説、臨床に応用されている行動科学的な治療法について概説および模擬的な実践、医療情報の伝え方を理解と模擬的な実践を目標として、同級生間や模擬患者とのグループワークを行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
医学生が模擬的に患者支援や保健指導を実践できる能力を獲得できるか否かを、明らかにするため、MI技法を用いた動機づけ例を、シナリオを作成し、模擬的に演じて、有効な動機づけが行えているシナリオかどうかを確認する計画であった。2022度はオンライン授業での開催であったため、上記の計画を十分に実施することができなかった。そのため、進捗状況としてやや遅れていると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
モデルコアカリキュラムに定められた、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が獲得し、さらに、こうした概説が行える能力の獲得後、さらに、模擬的に患者支援や保健指導を実践できる能力を獲得できるか否かを、明らかにする必要がある。 2023年度、コミュニケーションの授業科目として、効果的な対人コミュニケーションについて理解と模擬的な実践、健康行動や行動変容を行う動機づけについての概説、臨床に応用されている行動科学的な治療法について概説および模擬的な実践、医療情報の伝え方を理解と、模擬的な実践、を目標として、同級生や模擬患者とのグループワークを実施する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)