マッサージを用いた看護基礎教育プログラムの開発と教育的効果の検証
Project/Area Number |
21K10579
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
西森 旬恵 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (50616133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩佐 幸恵 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (60432746)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | マッサージ / 看護学生 / 教育プログラム / 教育的効果 / 触れるケア / 看護基礎教育 / 教育効果 |
Outline of Research at the Start |
マッサージは、リラックス効果や痛みの軽減を図るケアであり、マッサージにより患者のストレスを軽減することが期待できる。しかし、現在の看護基礎教育にマッサージに関する内容は組み込まれておらず、学生はマッサージを系統的に学ぶ機会がない。そこで、患者のストレス軽減や健康な人の健康増進を図る援助の1つとして、学生がマッサージを系統的に学ぶ機会として、看護基礎教育に組み込むことがよいのか検討する。本研究の目的は、マッサージを用いた看護基礎教育プログラムを開発し、その教育的効果を検証することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
多くの患者は病と闘いながら生活しており大きなストレスを抱えている。近年では、健康な人であっても災害やコロナの大流行などにより、ストレスを抱えて生活していることは少なくない。マッサージは、リラックス効果や痛みの軽減を図る看護師独自で行えるケアであり、マッサージにより患者のストレスを軽減することが期待できる。マッサージの効果については広く知られているが、現在の看護教育カリキュラムにおいて看護基礎教育にマッサージに関する内容は組み込まれておらず、学生はマッサージを系統的に学ぶ機会がない。看護教育でマッサージについて学ぶ機会を得られれば、学生は患者のストレス軽減や健康増進を図る援助の1つとして、根拠と自信をもって看護実践できるのではないかと考えた。そのためには、まず、看護独自のケアであるマッサージを系統的に学ぶ機会として、看護教育に組み込むことがよいのか検討しようと考えた。本研究の目的は、マッサージを用いた看護教育プログラムを開発し、その教育的効果を検証することである。 2022年度はコロナにより直接肌に触れる介入研究を見送り、また、海外への渡航も厳しかったため、スウェーデンでのマッサージ研究および、研究の打ち合わせも見送った。 そのため、2022年度に日本看護学教育学会第31回学術集会で発表した、看護学生の“触れるケア”に対する認識についての研究の論文投稿の準備および、教育プログラムの考察を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
この研究は直接肌に触れる看護介入であるため、2022年度は介入を見送った。 また、海外での研修及び、研究の打ち合わせも困難な状況にあったため、研究の進捗が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年5月からコロナが5類になったため、看護介入および海外での研修、打ち合わせが可能となったため、これまでの研究の論文化と並行して、教育プログラムの作成をおこなう予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)