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看護職のフォロワーシップ評価尺度の開発:信頼性と妥当性の検討

Research Project

Project/Area Number 21K10600
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

藤波 景子  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 非常勤講師 (20882963)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywordsフォロワーシップ / 尺度開発 / フォロワーシップ評価尺度 / リーダーシップ / 看護職
Outline of Research at the Start

医療の現場において、組織の目標を達成し医療の質を向上させるためにも、フォロワーによる協働者としてのフォロワーシップが重要であり、効果的なフォロワーシップの育成・教育のためにはそれを適切な指標で評価できる必要がある。
これまでに「看護職のフォロワーシップ評価尺度」の開発を試み、尺度全体としての信頼性と妥当性は確認したが、13項目4因子のうち2因子が2項目で構成され、内的一貫性に改善の余地が残っている状況である。
本研究では、フォロワーシップの構造をより詳細に捉えることのできる信頼性・妥当性の確保された尺度の開発することを目的とした。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、フォロワーシップの構造をより詳細に捉えることのできる信頼性・妥当性の確保された尺度の開発をすることである。フォロワーシップとは「組織のゴールをリーダーと共有し、そのゴールにむかってリーダーや組織に対して発揮される影響力」である。2023年度は、フォロワーシップの4個の側面を因子とする全13項目4因子で構成された尺度の信頼性と妥当性を検証した内容をまとめた論文を国際誌に投稿した。各因子と項目数は、「批判的思想に基づく積極的関与(6項目)」、「管理者の方針を同僚スタッフに浸透させる行動(3項目)」、「管理者の役割への理解(2項目)」、「変革への前向きな態度(2項目)」である。
研究対象は病院で働く看護スタッフであり、回答者2,399人のデータを用いて、確認的因子分析、偏相関分析等を行った。尺度の得点が高いほど、定義に示されるようなフォロワーシップを発揮する良きパートナーとしての姿勢があることを示す。
フォロワーシップ得点と看護職としての経験年数や役職の有無、職務満足度、看護実践環境(「病院全体の業務における看護師の関わり」や「ケアの質を支える看護の基盤」「看護管理者の力量,リーダーシップ,看護師への支援」)との間に有意な関連があることが確認された。13項目全体での信頼性と妥当性は確認されたが、2項目で構成される因子が2つあり、内的一貫性に改善の余地が残り、課題として残された。
今後、この課題を解決するため、全18項目4因子(「批判的思想に基づく積極的関与(6項目)」、「管理者の方針を同僚スタッフに浸透させる行動(3項目)」、「管理者の役割への理解(5項目)」、「変革への前向きな態度(4項目)」)とした改良版の開発に向けて取り組んでいく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

開発した看護職のフォロワーシップ評価尺度全13項目4因子の国際誌への投稿作業に注力し、採択された。訪問看護ステーションで働く医療専門職を対象にした質問紙調査のデータ収集が完了した。

Strategy for Future Research Activity

訪問看護ステーションで働く医療専門職を対象にした質問紙調査で収集したデータを活用し、全18項目4因子とした改良版について、信頼性と妥当性を検証を進める。

Report

(3 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report

URL: 

Published: 2021-04-28   Modified: 2024-12-25  

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