Project/Area Number |
21K10635
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
増満 誠 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (10381188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中本 亮 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (20782973)
上田 智之 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 准教授 (70586320)
緒方 浩志 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 講師 (20782692)
安藤 愛 西南女学院大学, 保健福祉学部, 助教 (50809126)
森 雄太 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 講師 (10783798)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 沈黙 / 高度実践看護師 / 沈黙の意味解釈 / 沈黙の活用技法 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、高度実践看護師の患者との対話場面における「沈黙」について、看護師はどのように解釈しているのか、また患者の表現としての沈黙をどのように推測しているのか、さらに意図的沈黙をどのように活用しているのか、その「沈黙の意味解釈」と「活用技法」を明らかにすることを目的とする。 具体的には、①国内外の文献から対話場面における沈黙の意味や相互作用に関する資料を収集・整理し概念枠組みを構築する。②高度実践看護師を対象に患者との対話場面における沈黙の意図や体験、意味・解釈、活用技法についてインタビュー調査を行う。③語りを質的帰納的に分析し、概念モデルの作成と構造化を図る。
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Outline of Annual Research Achievements |
高度実践看護師の沈黙の解釈と活用技法を明らかにするために、研究者らの先行研究で得られた結果である「沈黙の解釈(46コード、11サブカテゴリ、6カテゴリ)」、「沈黙の活用技法(263コード、34サブカテゴリ、9カテゴリ)」「沈黙の原体験」「沈黙の教育的活用」の4つの大カテゴリを軸として、インタビュー調査を継続し理論的飽和を目指している。インタビュー調査については、研究対象者との日程調整がコロナ禍の影響もありうまくいかず研究進捗に遅れをきたしているものの、これまで実施してきたインタビュー調査の語りの内容が豊かであるため、継続調査により新たな解釈や技法を見出しつつ進めているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍において刻々とよい方向には向かっているものの、研究対象が高度実践看護師であるため、各勤務施設でも重要な役割をもつ存在でもあることから、研究調査日程の調整に困難をきたし、理論的飽和を目指す予定数までインタビュー調査が完了していないため。
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Strategy for Future Research Activity |
感染症法上の分類の変更に伴い、あらゆる制限が緩和されつつあるため、研究対象は施設における役割には変化はないものの、突然の変更などは回避できる可能性もあり、インタビュー調査の日程調整がスムーズにできることが予測される。そのため、タイトなスケジュールにはなるが着実に調査を実施することにより、最終年度を迎えるものの研究目標の達成が可能となる。
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