Project/Area Number |
21K10676
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Seisen University |
Principal Investigator |
小林 菜穂子 聖泉大学, 看護学部, 准教授 (80751114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西山 ゆかり 聖泉大学, 看護学部, 教授 (50320940)
井内 伸栄 大阪信愛学院大学, 看護学部看護学科, 助教 (30701867)
高木 みどり 大手前大学, 国際看護学部, 講師 (90604166)
平岡 斉士 放送大学, 教養学部, 准教授 (80456772)
都竹 茂樹 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 教授 (70467869)
戸田 真志 熊本大学, 半導体・デジタル研究教育機構, 教授 (40336417)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 遠隔看護コミュニケーションスキル / 遠隔看護 / 学習プログラム / VR動画 / e-Learning / 看護基礎教育 / コミュニケーション能力 / 学修支援 / 教材開発 |
Outline of Research at the Start |
情報通信技術の発展に伴い遠隔医療の広がりがみられ,看護の場も病院から地域へ,そして目の前にいる対象者から通信機器を介しての対象者へと,看護専門職にはその役割を担うことが期待されている。遠隔看護では対面看護以上にコミュニケーション技術を活用し,情報を得てアセスメントできる力が重要となり,看護基礎教育から遠隔看護を見据えた学修支援が必要である。そこで本研究では,地域住民参加型のオンライン学修教材やVRコンテンツによる学修教材を作成し,遠隔看護を見据えた看護学生のコミュニケーション能力を高めるための教育方法の開発を行い,その効果を検証していく。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護基礎教育における遠隔看護に必要なコミュニケーションスキルの獲得を目指した学習プログラムを開発し、効果を検証することである。 2023年度は、前年度から引き続き、学習プログラムで用いる教材を作成し、その一部を学会で発表した。その後、研究参加に同意の得られた学生3名にトライアル調査を行った。 その結果、教材1(遠隔コミュニケーションの導入体験の動画視聴)については、参加学生から、VRゴーグルでは閉鎖的なので、マウスで視点が切り替えができる方がよいことや相手の顔と自分の表情を同時にみられる方がよいなどの意見がみられ、視点の切り替えは、基本マウス操作とし、モニター画面は、2者の表情が分かるよう設定することなど基本的な構成を確認することができた。 教材2(e-Learningによる独習)については、課題が達成しないと次のコースに進めない時には学習時間の確保や学習継続への影響があったことが分かった。また、動画提出の課題については、自分の動画をみるのは恥ずかしいが、思ったより自分の声が高い、緊張すると早口になるなどの傾向が分かり、オンライン面談の演習前となり良い経験となったなどの意見が聞かれ、e-Learning教材の内容についても検討すべき内容を確認することができた。 学習プログラムの最後に位置づく、地域住民の方とのオンライン面談では、会話の重なりや、会話の終わり方について確認することが特に難しいなど意見がみられ、遠隔でのコミュニケーションスキルとして強化すべき内容も確認することができた。しかし、参加学生数は少なかったため、参加者数を確保しつつ、教材の一部を改善させた内容で最終調査を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年度からの教材作成に時間を費やし、全体的なスケジュールが遅れた。また、研究参加者の確保も困難が時期があり、予定より遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
補助事業期間を延長申請し、令和6年まで継続可能となったため、タイムスケジュールを修正し、研究参加者の条件も見直して、修正した教材での調査を行い、最終的な学習プログラムの提案を目指して進めていく。
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