Project/Area Number |
21K10724
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
益 宏実 高知県立大学, 看護学部, 助教 (00849812)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山西 亜紀子 高知学園短期大学, その他部局等, 講師(移行) (00896128)
藤田 佐和 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80199322)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 脳卒中看護 / わざ / 療養行動 |
Outline of Research at the Start |
脳卒中患者は後遺症によって生活の再編成を余儀なくされ、再発リスク要因のコントロールを含めた療養法を生活に取り入れ継続することが課題となる。看護者は、脳卒中患者が主体的に今後の生活に療養法を取り入れるための介入のタイミングや必要性を見極めた上で、長期的に療養法を継続していくための支援を行うことが重要である。 「わざ」は単なる行為と外見上は同一に見えても、特定の状況下での適切な判断に基づいた表出という点で一線を画す。 このモデル開発することにより、療養法の実行期にある回復期から維持期の脳卒中患者へのケアの質向上および回復期や外来看護師の教育に貢献することにつながる と考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は脳卒中患者の主体的な療養行動を引き出す看護のわざモデルを開発することである。本研究では療養行動を引き出す看護のわざを語ってもらうインタビューを実施予定である。しかしいろいろな分野で用いられる「わざ」という言葉の汎用性が高く、対象者に本研究における「わざ」を的確に伝えることが、その後のデータ抽出における真実性・妥当性に影響すると考える。そのため、研究の中での脳卒中患者の主体的な療養行動を引き出す看護のわざの枠組みに基づいて対象者に語っていただくために、語りやすいようなインタビューガイドを作成していた。 研究実施計画では、慢性疾患看護専門看護師も対象に入れているが、対象者のリクルートの中で慢性疾患看護専門看護師は脳卒中をサブスペシャリティとしている方が少ないため、脳卒中リハビリテーション看護(脳卒中看護)認定看護師で探していた。しかし、SCUなど急性期病棟で勤務しており、本研究の回復期や維持期にある脳卒中患者の療養に関わっている、資格をもつ看護師が少ない現状がある。脳卒中学会などで演者やシンポジストとして参加している・もしくは看護専門誌で紙上発表している脳卒中リハビリテーション看護(脳卒中看護)認定看護師のうち脳卒中の看護外来を設けている方を探索していた。また、回復期・維持期の脳卒中患者に関わるのは外来だけではないため、回復期リハビリテーション病院・病棟で活動している看護専門職も探索していた。 しかしながら、研究にかかるタイムマネジメント不足及び研究者が資格喪失となり一定の成果を得ることができなかった。
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