関節リウマチ患者の主観的症状を軽減させる心理・社会的支援プログラムの開発
Project/Area Number |
21K10760
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kawasaki City College of Nursing (2022) Kawasaki City College of Nursing. (2021) |
Principal Investigator |
平井 孝次郎 川崎市立看護大学, 看護学部, 講師 (20791966)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高谷 真由美 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (30269378)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 関節リウマチ / 主観的症状 / 心理社会的支援 |
Outline of Research at the Start |
治療薬の進歩により、寛解や低疾患活動性を維持する関節リウマチ患者は多く存在する。一方、近年の調査で、医師に寛解と言われた関節リウマチ患者に疼痛や倦怠感、こわばりといった主観的症状が残存するケースが多いことが報告された。本研究では関節リウマチ患者の心理・社会面が主観的症状を悪化(増幅)させる可能性に着目し、まず関節リウマチ患者の主観的症状に影響する心理・社会面を明確化する。その結果を踏まえて、関節リウマチ患者の主観的症状を軽減させる心理・社会的支援プログラムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、関節リウマチ患者の主観的症状(疼痛・倦怠感・朝のこわばり)を軽減させる心理・社会的支援プログラムを開発することである。本研究のプログラム開発過程は、(1)関節リウマチ患者の主観的症状に影響する心理・社会面の明確化、(2)主観的症状に影響する心理・社会面を支援するプログラムの作成、(3)プログラムの実施と評価、(4)評価に基づくプログラムの最適化である。当該年度では、プログラム開発過程(1)にあたる関節リウマチ患者の主観的症状に影響する心理・社会面の明確化について分析し、主観的QOL等の心理・社会面が主観的症状に影響することを確認した。この研究成果のうち倦怠感に関する部分をEAFONS(東アジア看護研究者フォーラム)で公表した。プログラム開発過程(2)における主観的症状に影響する心理・社会面を支援するプログラムの作成は、作成過程やプログラム内容を日本リウマチ看護学会において公表した。また、プログラム開発過程(3)プログラムの実施と評価では、関節リウマチ患者の主観的症状の程度が、心理・社会的支援プログラムの介入により、1か月後と3か月後で有意に変化したかについて解析および評価した。その結果、プログラム開始前と比較して、疼痛は1か月後に有意な改善を認めたが、3か月後の改善は認めなかった。倦怠感は1か月後に改善を認めなかったが、3か月後に有意な改善を認めた。朝のこわばりは1か月後と3か月後で有意な改善を認めなかった。この結果は日本看護科学学会で公表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は非ランダム化試験(NRCT)において介入群・対照群の比較検討をする予定であったが、2群に有意差が生じたため解析方法を変更した。解析方法の変更はあったが、おおむね当初の計画通り研究を実施できている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通り研究を実施できている。次年度は、関節リウマチ患者の主観的症状に影響を及ぼす心理・社会面およびプログラムの有効性の2点について関係学会に論文投稿し、広く公表する。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)