Project/Area Number |
21K10775
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Oita University of Nursing and Health Sciences |
Principal Investigator |
田中 佳子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 助教 (70550804)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | シャント血流音 / 周波数特性 / シャント血管の異常 / 周波数解析 / シャント血管の狭窄度判定 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、血液透析のシャント血流音からその狭窄の程度を判定する機器のデモ 機を作成することである。この機器が開発できれば、本機器でのシャント狭窄程度の判定結果と看護師が行う患者の動脈硬化や栄養の指標等の身体的要因を関連づけたアセスメン トにより、シャントの狭窄や閉塞の早期発見に繋がり、患者の QOL の向上、医療費の低減に貢献できる。そのため、まずシャント狭窄の程度と患者の身体的要因(年齢や既往歴、 動脈硬化の生化学データ等)、シャント血流音の周波数の 3 者の関連を明らかにする。次に、シャント血流音から狭窄の程度を判断する機器のデモ機を試作する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、血液透析を受ける人のシャント血流音から、その狭窄の程度を判定する機器のデモ機を作成することである。2023年度は、2020年度までに収集したシャント血流音の周波数について分析を行い、シャント血流音の特徴と血液透析を受ける人の身体的特徴の関連を検討した。その結果、現時点でのシャント血管の機能評価と、3年後までの血液透析継続の可能性の推測が可能であることが示唆された。この内容について、現在投稿中である。 また、シャント造設2-3ヶ月程度の人のシャント血流音と、同一対象者の1年後、もしくはシャント不全を来した時のシャント血流音について、投稿中の論文と関連付けて分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響で計画を進められずにいた期間に、代替案として研究計画を修正し、シャント血流音の特徴と血液透析を受ける人の身体的特徴の関連を検討した。これにより、当初の計画より遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、2023年度に進めた研究結果をまとめ、投稿する。また、健康な人の末梢血管の血流音と心周期の関連について調査を開始する予定である。
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