Project/Area Number |
21K10819
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
武石 陽子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (00586505)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 父親 / 産後うつ / 育児 / 母親 / ワーク・ファミリー・コンフリクト / 育休 / ストレス / 就労 / 夫婦 |
Outline of Research at the Start |
研究① 父親の生活状況、対処行動、支援ニーズ評価(アセスメント)ツールの開発(2021年度) 妊娠期・育児期の父親の就労を含む生活状況と健康状態、父親が必要とする支援ニーズ、実際の対処行動について、文献、および、企業の産業医/産業保健師、妊娠期/・育児期にある父親からデータを収取し、アセスメントツールを作成する。 研究② 周産期における父親のうつ症状と関連する生活状況の同定(2022-2023年度) 研究①で作成したアセスメントツールを用いて、妊娠初期から児誕生後1年までの前向きコホート調査を行う。その際、うつ症状が強い/弱い父親、育休取得を考えている/取らない予定の父親のインタビュー調査も行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、①父親における仕事と家庭でのストレスフルな生活状況、対処行動、支援ニーズを量的に明らかにする評価ツールの開発と②妊娠期から児誕生後1年までの父親のうつ症状とそれに関連する生活状況の同定、および必要な支援の考案であり、2023年度は②の分析を完了し、①として父親へのインタビュー調査を開始した。 ②妊娠末期から産後1か月までアンケートの回答が得られた父親で、正規雇用の者50名を対象として分析した。その結果、妊娠末期から産後1か月にかけてワーク・ファミリー・コンフリクト(仕事と家庭との間の葛藤)が悪化することが、父親の産後1か月時のうつ(EPDS)得点8点以上に関連していることが見出された。また、夫婦関係満足度が低いことが、うつ(EPDS)得点8点以上に関連していた。 ①の結果より、父親にとっては産後うつ病への影響が大きい仕事と家事・育児の両立に焦点を当てて、父親の育児経験についてのインタビュー調査を行っている最中である。現在4名の父親のインタビューから、子どものお迎えの時間までに仕事を終わらせなければならない時間的プレッシャー、定時であがることができない不条理さ/超勤している同僚よりも定時であがってしまう申し訳なさを抱きながら、妻子への気遣いが十分にできていないと感じている様相が伺えた。支援ニーズとしては、事前にというよりも、その時に困ったことを解決できる助言や制度の紹介を希望しており、あくまで自分の仕事と家庭での役割はどちらも遂行していきたいと考えていることが伺えた。対象者を増やし、父親における仕事と家庭でのストレスフルな生活状況を評価できる視点の一般化を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究活動以外にエフォートを割かざるを得ず、①のインタビュー調査を進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き研究環境が整っていないため、研究活動にエフォートを確保することが難しい可能性がある。そのため、①については、インタビューデータの文字起こし、簡単な集計・分類を研究補助員を雇い、少ないエフォートでも効率的に研究を推進できるようにする。インタビュー調査は対面が理想的であるが、出張等移動時間や会場の調整を行う時間を省き、オンラインでのインタビューを活用していく。
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