Project/Area Number |
21K10851
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
清川 加奈子 京都大学, 医学研究科, 助教 (70432317)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅沼 信彦 名古屋学芸大学, 看護学部, 教授 (30179113)
堀江 昭史 京都大学, 医学研究科, 講師 (30535836)
林 文子 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (80782234)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
|
Keywords | 小児がん経験者 / 長期フォローアップ外来 / 卵巣機能 / 妊孕能 / 生殖医療 / CCS / 小児がん / 長期フォローアップ |
Outline of Research at the Start |
各種治療を受けた小児がん経験者(CCS)の妊孕性の喪失は患者の(QOL) の観点からも非常に大きな問題であると認識されている。CCS女性の卵巣機能について、短期的には保たれる症例も多いとの報告があるが、長期的な卵巣機能の維持については明らかでない。これまでCCS女性を対象とする長期フォローアップ外来婦人科部門において、CCS女性の長期的な卵巣機能の維持につき調査を行ってきたが、一次がん治療終了後は通院が途絶え、以降の追跡が不能な例が数多いため、ウェブ上に窓口を設けることにより脱落例を少なくし、CCS 女性の長期的なQOL改善に向けた支援プログラムを開発することが急務であると考える。
|
Outline of Annual Research Achievements |
小児がん経験者(childhood cancer survivor:CCS)のうち、女性のフォローアップ体制の確立をするために、そして現在のCCS長期フォローアップ外来の充実を図るために、作業を進めているところである。 現在、京都大学医学部付属病院と国立病院機構名古屋医療センターにて、小児がんの治療を受けたすべての女性に対して、受診を促す文書を送付するための準備を進めている。現在、長期フォローアップ外来婦人科を受診中の急性卵巣不全(acute ovarian failure:AOF)患者だけではなく、過去のCCS女性すべての患者プロフィールとして、現在の年齢、発病時年齢、疾患名、施行された治療の詳細について、化学療法(薬剤の種類や投与量)、放射線療法(照射部位や照射量)、手術の有無や、治療期間、再発の有無、他の合併症発症の有無とともに、現在ならびにこれまでの卵巣機能(月経の有無、周期、基礎体温による排卵の有無等)の調査をカルテ上で進めているところである。 また、小児がん経験者の女性のための支援プログラムの開発につなげられるように、卵巣機能ならびに健康状態を経時的に評価するため、長期フォローアップ外来での看護ケアのあり方について検討している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在、長期フォローアップ外来婦人科受診中の急性卵巣不全(acute ovarian failure:AOF)患者だけではなく、京都大学医学部付属病院と国立病院機構名古屋 医療センターにて治療を受けたすべてのCCS女性に対し受診を促す文書を送付できるように、患者患者プロフィール(現在の年齢、発病時年齢、疾患名、施行さ れた治療と期間、再発の有無、他の合併症、等)とともに、現在ならびにこれまでの卵巣機能(月経の有無、周期、基礎体温による排卵の有無、等)を調査して いるところであるが、covid-19感染症の関係で、病院内におけるカルテ検索の時間が限られていたために、予定よりも調査が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き、京都大学医学部付属病院と国立病院機構名古屋医療センターで、小児がん経験者(childhood cancer survivor:CCS)のうち、女性のフォローアップ体制の確立をするために、そして現在のCCS長期フォローアップ外来の充実を図るために、以下のように作業を進めていく予定である。 現在、京都大学医学部付属病院と国立病院機構名古屋医療センターにて、小児がんの治療を受けたすべての女性に対して、受診を促す文書を送付するための準備を進めている。現在、長期フォローアップ外来婦人科を受診中の急性卵巣不全(acute ovarian failure:AOF)患者だけではなく、過去のCCS女性すべての患者プロフィールとして、現在の年齢、発病時年齢、疾患名、施行された治療の詳細について、化学療法(薬剤の種類や投与量)、放射線療法(照射部位や照射量)、手術の有無や、治療期間、再発の有無、他の合併症発症の有無とともに、現在ならびにこれまでの卵巣機能(月経の有無、周期、基礎体温による排卵の有 無等)の調査をカルテ上で進めて年内には完成させて、文書の送付ができるように進めていきたい。 また、引き続き、小児がん経験者の女性のための支援プログラムの開発につなげられるように、卵巣機能ならびに健康状態を経時的に評価するため、長期フォローアップ外来での看護ケアのあり方について検討していく。
|