Development of Web husband-attended delivery that leads to a safe and satisfying delivery experience for mothers and husbands in Covid 19
Project/Area Number |
21K10899
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
佐々木 綾子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (00313742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土手 友太郎 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (10257868)
大道 正英 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10283764)
竹 明美 大阪医科薬科大学, 看護学部, 講師 (30344568)
近澤 幸 大阪医科薬科大学, 看護学部, 講師 (90826306)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | コロナ / 産婦 / 夫立ち合い分娩 / Webシステム |
Outline of Research at the Start |
コロナ時代の産婦と夫の安全・満足な分娩体験につなげるため「Web夫立ち合い分娩システム」を開発し効果を検証する。具体的には,継続研究として①コロナ禍における夫立ち合い分娩の実態とその影響を調査する。②①の結果をふまえ,既開発の分娩アニメーションとオンラインによる夫立ち合い分娩システムを構築する。③Web夫立ち合い分娩システムを用い,分娩現象の理解に対する産婦と夫の認識・満足度について把握し,介入群と既収集データを対照群として比較する。④研究成果を無料のシステムとし国内外に公表・普及する。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ禍)の影響により、臨床データ収集ができなかった。このため、コロナ禍3年目の行動制限緩和時期に、コロナ禍における妊娠・出産体験が育児に及ぼす影響の実態を明らかにし、2021年度実施した感染拡大期の実態調(第1回調査)と比較した。1.目的:4か月児を育てる母親・父親のコロナ禍における妊娠・出産体験が育児に及ぼす影響の実態(第2回調査)を明らかにする。データ収集は継続中である。2.方法:無記名自記式質問紙を用いた実態調査。対象は大阪府下で2024年2~4月の間に、4か月児健診に来所した乳児を育てる母親とその夫(以後父親)。分析対象は母親136人(有効回収率29.8%)、父親136人(有効回収率19.8%)であった。3.結果:1)家族構成は、核家族世帯がほとんどであった。子どもの数は、初産が6割をしめていた。2)コロナ禍による、妊娠・出産・育児への影響では、対面での出産立ち合いは約5割が経験していなかったが、第1回調査6割より減少していた。3)コロナの影響により生じた、困りごとの経験:困りごととして、「外出できなかった」「育児情報が得られなかった」は第1回調査より減少していた。一方、「感染予防対策」は第1回調査と変化していなかった。4)コロナ禍の影響による、健康状態や育児ストレスの経験では、母親の3割が、気分が沈んだり、憂鬱な気持ちになったりしており第1回調査と同様であった。具体的には「育児で身体の疲れがたまっている」71.3%、「育児のために睡眠不足の日々が続いている」58.8%などであり、第1回調査と同様であった。以上より、行動制限緩和時期であった第2回調査においても、対面での出産立ち合いはコロナ禍以前の水準までには回復しておらず、また、母親は育児ストレスを感じていることが明らかとなった。これらの結果をふまえ2023年度研究を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、データ収集施設のデータ収集が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
1)研究デザイン:2群比較介入研究。2)対象者:夫立ち合い分娩を希望するが対面での実施ができない産婦と夫100組。3)研究期間:2023年4-12月。4)データ収集方法:妊娠末期に研究参加の依頼・分娩アニメーションソフトを施設側のタブレット及び、夫が自宅などで使用するパソコンにインストールする。分娩入院時に同意書提出を依頼する。分娩第1期~2期の内診時,分娩アニメーションソフトを活用し、産婦とオンライン(ビデオ通話)で立ち合う夫に説明する。産褥1日目にアンケート用紙を配付する。入院中にアンケート用紙を回収する。表1の通り。5)データ収集内容:入院中〔対象の特性,妊娠中の分娩経過理解度,分娩状況,分娩後の分娩経過理解度,出産体験自己評価尺度(短縮版)(褥婦のみ),出産体験満足度(夫のみ),夫立ち合い分娩システムの評価,自由意見〕。6)分析方法:介入群と既収集データとの比較を行う。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)