沖縄県における新型コロナウイルス流行後の母親の育児ストレスと精神保健に関する研究
Project/Area Number |
21K10998
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Osaka University (2023) University of the Ryukyus (2021-2022) |
Principal Investigator |
豊川 紀子 (當山紀子) 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授(常勤) (10650418)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高原 美鈴 琉球大学, 医学部, 助教 (60522191)
外間 知香子 琉球大学, 医学部, 助教 (80742965)
當山 裕子 琉球大学, 医学部, 准教授 (90468075)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 母子保健 / 育児ストレス / 精神保健 / 新型コロナウイルス感染症 / 新型コロナウイルス流行 |
Outline of Research at the Start |
2020年に始まった新型コロナウイルスの流行によって、多くの人々が経済的打撃を受け、自粛生活により、DV被害や育児ストレスの増加による虐待の増加、育児中の母親のメンタルヘルスの悪化が懸念されている。沖縄県では、経済的な貧困層や一人親世帯、若年出産が多い事から、新型コロナウイルスの流行による経済的打撃が生活に与える影響が大きく、母親のメンタルヘルスの悪化が一層懸念される。 そこで本研究では、沖縄県において新型コロナウイルス流行中または流行後の育児中の母親の育児ストレスや精神的状態を明らかにし、新型コロナウイルス流行の影響や母子に対する支援方法を検討することを目的に研究を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、沖縄県において新型コロナウイルス感染症流行中または流行後の育児中の母親の育児ストレスや精神的状態を明らかにし、新型コロナウイルス感染症流行の影響や母子に対する支援方法を検討することである。 2020年から流行が始まった新型コロナウイルス感染症は、2022年度も感染の増減を繰り返しながら人々の生活に大きな影響を与えてきた。特に沖縄県は、人口当たりの感染者数が多く、長期間に渡る外出自粛や、イベントの開催制限、営業時間短縮要請など様々な自粛が強いられてきた。 本研究の初年度は、新型コロナウイルス感染症流行下における母親の育児ストレス、精神保健に関する研究の文献収集を実施すると共に、2021年4月から5月に沖縄県内で乳幼児を育てる母親を対象に、育児不安、育児負担感、精神的健康、新型コロナウイルス感染症流行によるストレスや不安、ソーシャルサポート等について無記名自記式質問紙調査を行った。データ収集は、沖縄県内で協力の得られた保育園を利用する母親を対象に実施した。 2年目は、初年度に収集したデータについて、国内学会、国際学会において発表を行った。また、オミクロン株が大流行していた2022年4月から5月に沖縄県内で乳幼児を育てる母親及び父親を対象に、育児負担感と親子遊びの知識等について無記名自記式質問紙調査を行った。本調査の結果は、論文として発表した。また、2022年12月に、沖縄、鹿児島、福岡、東京において1歳から3歳の幼児を育てる母親を対象に、精神的健康と関連要因及び母子保健サービスに関するウェブ調査を実施し、データ分析を実施した。 3年目は、2年目に4都県にて収集したデータについて、英語論文を作成し英文雑誌にて発表した。 また、未発表のデータについて、国際学会で発表するために分析を行い、投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでに主なデータ収集は終了し、一部のデータについて学会発表および論文発表を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに主なデータ収集は終了し、一部のデータについては学会発表および論文発表を行った。今後は、更なるデータ分析を行い、研究成果の学会発表を行う予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)