Project/Area Number |
21K11047
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
岡本 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (00825713)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荻田 美穂子 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (00455031)
四谷 淳子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (10507370)
北出 順子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (80509282)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | サルコペニア肥満 / 超音波検査 / 高齢者 / 内臓脂肪 |
Outline of Research at the Start |
サルコペニア肥満は、筋力、身体機能、筋肉量が低下した状態であるサルコペニアと肥満が合併した病態で、心血管発症や死亡リスクを高めるため、予防対策が重要である。本研究は、地域在住高齢者を対象に、BMI値や体脂肪率に加えて、超音波検査を用いた内臓脂肪面積を評価指標とし、サルコペニア肥満の有病率及びサルコペニア肥満に関連する要因を明らかにする。また、地域在住高齢者におけるサルコペニア肥満の判断指標の妥当性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
サルコペニア肥満は、筋力、身体機能、筋肉量が低下した状態であるサルコペニアと肥満が合併した状態で、心血管病発症や死亡リスクを高めるため、予防対策が重要である。本研究の目的は、地域在住高齢者を対象に、BMI値や体脂肪率に加えて、超音波検査を用いた内臓脂肪面積を評価指標とし、サルコペニア肥満の有病率およびサルコペニア肥満に関連する要因を明らかにすること、地域在住高齢者のサルコペニア肥満の判断指標の妥当性を検討することである。 2022年度は、7月と12月に地域在住高齢者を対象として、本研究の目的であるサルコペニア肥満に関する調査を実施した。調査参加者は132名であった。今回の調査で得られた結果は下記のとおりである。 調査協力者のうち、サルコペニアの評価項目に欠損がなかった者は125名で、男性50名(40.0%)、女性75名(60.0%)で、平均年齢は77.4±5.0歳であった。最大握力値の平均値±標準偏差は、28.9±8.3㎏、5回椅子立ち上がりテストの平均値±標準偏差は、7.9±2.4秒、四肢骨格筋量(SMI)の平均値±標準偏差は、6.7±1.0㎏/㎡であった。Asian Working Group for Sarcopenia(AWGS)2019の診断基準を用いて、サルコペニアに該当した者は、11名(8.8%)であった。 BMI値、体脂肪率、超音波検査を用いた肥満の評価及びサルコペニア肥満の評価とサルコペニア肥満に関連する要因については、解析可能なデータ構築作業が途中であるため、今後解析を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度に予定していたとおり、調査を実施することができたため、おおむね順調に進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、調査対象者に実施した調査項目のデータを解析可能なデータ構築作業を引き続き実施する予定である。解析可能なデータ構築作業終了後に、解析を実施し、得られた結果を用いて論文投稿の予定である。
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