Project/Area Number |
21K11054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
青島 京子 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (50890026)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
百瀬 由美子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (20262735)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | comfort / 後期高齢者 / 外来がん薬物療法 / 造血器腫瘍 / アセスメントツール / コンフォート |
Outline of Research at the Start |
後期高齢者に多い造血器腫瘍では、外来がん薬物療法が主流となっている。外来看護師は、疾患や治療に伴う有害事象と心理社会的変化、そして人生の最終段階に向けた様々な課題に直面する後期高齢者が穏やかに生活できるように支援する必要がある。そこで、本研究では コンフォートの概念に着目した。外来看護師が後期高齢者のコンフォートについて共通認識を持った上で看護にあたれるようになることを目指して、K.Kolcabaの提唱する高齢者に適応可能なコンフォート理論を参考に、外来がん薬物療法を継続する造血器腫瘍の患者に焦点をあて、医療と生活を支える手段として、後期高齢者の特徴に配慮したアセスメントツールの作成を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、造血器腫瘍に罹患した外来がん薬物療法を受ける後期高齢者を対象に、治療と暮らしを支える外来看護師間の共通認識を可能とする手段として、後期高齢者の特徴に配慮したコンフォートの状態把握のためのアセスメントツールの作成をすることを目的としており、Phase1~4の4段階に分け研究を進めている。 Phase1の目的は、外来看護師の共通認識をアウトカムとする造血器腫瘍に罹患した後期高齢者のアセスメントツールの作成のためのコンフォート(心地よいと感じる状態)の様相の把握を行うことである。方法は、15~20名の造血器腫瘍に罹患した外来がん薬物療法を受ける後期高齢者を対象に、半構造化面接調査を行うこととした。後期高齢者の特徴に配慮したアセスメントツールの作成を目指すため、K.Kolcabaの提唱するコンフォート理論に倣い、身体的・サイコスピリット的・文化社会的・環境的4つのコンフォートの側面から後期高齢がん患者のコンフォートの様相を明らかにすることと計画した。 研究実績として、令和3年度は、造血器腫瘍に罹患し外来がん薬物療法をうける後期高齢者の状態の把握を可能にするためのインタビュ-ガイドの作成と後期高齢者への心身の負担に配慮した調査の方法の詳細について検討を行った。造血器腫瘍に罹患し外来がん薬物療法を受ける後期高齢者は、疾患や治療による身体的辛さと生活への支障、回復見込みの不確かさを抱え、平穏な状態の維持が困難な状況である。文献検討から得られた研究参加者となる造血器腫瘍に罹患した後期高齢者の抱える状態を十分把握した上で、調査する環境を工夫し計画することができた。令和4年度は、Phase1について、条件に合う研究参加者の所属する施設や患者会と患者選定とインタビュー方法の詳細について調整を行い、学内倫理審査委員会の許可を得た。今後、協力施設の倫理審査申請を行い、調査を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度から続く新型コロナウィルス流行拡大により協力施設との調整困難が継続したことと、新型コロナウィルスへの感染時に重症化しやすい後期高齢者への具体的な調査方法において倫理的配慮が難航したため、研究の進捗が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度はPhase1の調査を行うため、予定していた調査施設を1施設に絞り、施設の倫理審査申請、許可後にインタビューガイドに沿って15~20名の造血器腫瘍に罹患した外来化学療法をうける後期高齢者への調査を行いアセスメントツールの素案を作成していく。
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