Project/Area Number |
21K11075
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
|
Research Institution | Kumamoto Health Science University |
Principal Investigator |
宮田 浩紀 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (60783529)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
爲近 岳夫 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (20792089)
松尾 崇史 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (50757747)
田平 隆行 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50337432)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
|
Keywords | 社会的フレイル / 複合プログラム / 園芸・ガーデニング / 地域在住高齢者 / 有病率 / プログラム |
Outline of Research at the Start |
フレイルを有する高齢者に対して運動を中心とした介入の報告がされているが、運動のみならず知的活動の促進や社会参加といった側面でどのような活動が社会的フレイルに対して効果的であるかは明らかにされていない。そこで今回、健康教室を活用した有酸素運動やコグニサイズといった活動に「園芸・ガーデニング」を加えることが、社会的フレイルの予防・改善の基礎資料となりうるかを検証する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
フレイルは、高齢者が要介護等に移行する主な要因であり、身体的領域だけでなく心理的領域、社会的領域など多面的な構成要素として認識されている。これらの側面は相互作用し健康に悪影響を及ぼす可能性がある。そのためにも身体的、認知的、心理的,社会的な側面からの評価および介入の重要性が示唆されている。また高齢者が生きがいを持って生活し、社会参加することは重要であり、積極的に社会的交流や社会参加、満足感のある有意義な活動に従事することは、心身に良い影響を与える可能性があり、フレイルの有病率を抑制できる可能性がある。そこで本研究の目的は、地域在住高齢者の社会的フレイルの有病率を明らかにし、複合プログラムによる介入が社会的フレイルの予防や改善に効果があるか否かを明らかにすることである。新型コロナウイルス感染拡大の影響により介入着手時期が大幅に遅れてしまったが、2022年より地域在住高齢者を対象とした健康教室に着手し2023年度まで実施した。初回に歩行や握力、社会的フレイルの判定、認知機能、高次生活機能等を含む身体機能、心理機能に関する評価を多面的に実施し、【研究1】として地域在住高齢者を対象とした社会的フレイルの有病率が明らかとなった。【研究2】として社会的フレイルの予防・改善を目的としてランダム化クロースオーバーデザインでの複合プログラムとして参加者を「運動・コグニサイズグループ」と「園芸・ガーデニンググループ」の2つのグループに振り分けてウオッシュ期間を挟み介入研究を実施した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により介入着手時期が大幅に遅れたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
第1クールが終了し、3か月間のウオッシュアウト期間を設けたのち第2クールが終了した。介入は終了したが、データ分析に時間を要している。データ分析、論文化に向けて動いている。
|