Project/Area Number |
21K11133
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Kagawa Prefectural College of Health Sciences (2022) Hirosaki University (2021) |
Principal Investigator |
則包 和也 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00342345)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 麻理奈 弘前大学, 保健学研究科, 助手 (70892347)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | うつ病患者 / メタ認知 / 集団認知行動療法 / 心理教育 / うつ病看護 / 認知行動療法 / メタ認知トレーニング |
Outline of Research at the Start |
精神看護の原点は、人と人との関係性の中で、相手を癒していくことである。しかし、実際にうつ病患者に関わるのは難しく、業務の多様化によってうつ病看護に割く時間が少なくなっている現状がある。 本研究では、認知行動療法や心理教育、及び、マインドフルネスやリラクゼーション等の介入技法が含まれる「うつ病のためのメタ認知トレーニング」を導入することによって、理論や技術を根拠としたうつ病患者への看護を実施し、双方向のやりとりを軸としたうつ病看護を考察する。 本研究の実施は、うつ病患者への介入技法を充実させ、退院をスムーズにし、住み慣れた地域で自分らしい生活を送る支援の構築に寄与すると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、増加傾向が続くうつ病患者(以下、患者)に対して、うつ病のためのメタ認知トレーニング(以下、D-MCT)を用いた介入を行い、その効果の検証と、D-MCTのうつ病看護プログラムへの適用について検討することを目的とする。 具体的には、入院治療中の患者に対してD-MCTを看護師が実施しその効果を、簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J;16項目の自己記入式の尺度)と、ベック抑うつ尺度Ⅱ(BDI-Ⅱ;21項目の自己記入式の尺度)のデータを介入前後で統計的に比較して検証する研究1と、介入が終了した対象者にインタビューを行い、介入に対する意見・感想を分析・検討することによって、うつ病看護のプログラムへの導入方法について検討する研究2を実施予定である。 初年度には、対象者を選定し、同意を得た後にD-MCTを実施予定であったが、D-MCTの実施者向けのセミナ‐にオンラインで参加するにとどまった。2年目である当該年度は、アメニティフォーラムに参加し、うつ病治療の動向と課題について最新情報を把握し、理解を深めた。しかし、本研究の実施については、コロナ渦による感染対策の優先のため、施設からは許可が得られず、行われていない。また、計画していた精神疾患に関連した国際・国内学会への参加も困難になった。 今年度は、新型コロナの5類移行によって、施設の研究協力が期待されるため、研究の実施に向けて進めていきたいと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究者の研究に対する準備は概ねできているが、新型コロナへの感染対策によって、施設からの協力が難しかったことが大きな理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、新型コロナの感染対策の緩和のタイミングを見て、施設への研究協力依頼を行っていく予定である。施設からの許可が得られても新型コロナの感染対策を行いながらの実施を求められることが予想され、研究者側の感染対策ツールなどの備えも必要と考えられる。
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