Project/Area Number |
21K11139
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
磯和 勅子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (30336713)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北川 亜希子 三重大学, 医学系研究科, 助教 (20422876)
服部 由佳 三重大学, 医学系研究科, 助教 (30705405)
平松 万由子 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (50402681)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
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Keywords | 高齢者 / 災害対策 / 防災システム / 地域防災 / 互助 / 教育プログラム / 防災サポーター / 災害時要配慮者 / 地域互助力 / 老年看護学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は5年間で実施する。期間内に、1)「若い世代(中高生)を対象とした高齢者教育プログラム」および「高齢者防災サポーター育成プログラム」を決定し、モデル地域を決定する。次に、2)中高生を対象に高齢者教育を実施した後、3)中高生と中高年を含む多世代の住民を対象に、高齢者防災サポーターを育成するための講習会を開催する。その上で、育成された高齢者防災サポーターにより、4)地域高齢者を対象とした防災活動を実施する。防災活動効果の評価を行った後、本取り組みを システム化するための整備を行い、最終的に、5)地域高齢者防災システムを完成させ、研究成果を公共化する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、地域の若い世代から中高年までの多世代を巻き込んだ地域互助力の強化を基盤とした持続可能な高齢者防災システムを構築することである。 本研究は5年間で実施することが計画されており、2年目である2022年度は、作成した教育プログラムを用いて、①中高生を対象に高齢者・高齢者防災に関する教育を実施する。また、②中高生および中高年を対象に高齢者防災サポーター育成講習会を実施することが計画されていた。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大により、前年度計画の進行が遅れていたため、まず、前年度決定したモデル地域の自治会等に対し研究の説明を実施するとともに、モデル学校(高校)を決定し、学生サポーターの育成プログラムについて高校、行政とともに検討し、2023年度計画を決定した。 前年度に概要の作成にとどまった、中高生を対象とした高齢者および高齢者防災に関する教育プログラムおよび、中高生と中高年を対象とした高齢者防災サポーター育成プログラムについては、その内容をさらに検討して洗練させ、プログラムを完成させた。高校生を対象とした教育プログラムには、高齢者防災の視点のみならず、高齢者と高齢者へのケアの視点を理解することを目的とし、老年学および老年看護学の観点も加えた。また、高齢者防災サポーター育成プログラムには、一般的な防災対策の視点のみならず、災害時に高齢者の生活機能を維持するための対策も加えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2年目である2022年度は、作成した教育プログラムを用いて、①中高生を対象に高齢者・高齢者防災に関する教育を実施する。また、②中高生および中高年を対象に高齢者防災サポーター育成講習会を実施することが計画されていた。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大により、前年度計画の進行が遅れていたため、まず、前年度決定したモデル地域の自治会等に対し研究の説明を実施するとともに、モデル学校(高校)を決定し、学生サポーターの育成プログラムについて高校、行政とともに検討し、2023年度計画を決定した。 前年度、実施が遅れていた中高生への教育プログラムの作成については、モデル学校(高校)が決定されたことにより、高校教諭も含めて検討することができ、具体的な内容が決定できた。また、中高生および中高年を対象とした高齢者防災サポーター育成のためのプログラムの内容には、一般的な避難支援や避難所運営の内容だけでなく、世代を超えた連携の視点、高齢者防災の観点から生活機能を低下させない取り組みについて盛り込んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、新型コロナウイルス感染症拡大により、当初計画の進捗が若干遅れている。2023年度は、2年目に実施が予定されていた、①中高生を対象に高齢者・高齢者防災に関する教育を実施し、その評価を行なう。また、②中高生および中高年を対象に高齢者防災サポーター育成講習会を実施し、その評価を行なえるよう、行政や高校、地域などの関係者と協働で研究を進める。一方で、集団に対する教育や活動を実施するため、来年度も引き続き新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、安全・効果的な実施に努める。
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