Project/Area Number |
21K11193
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
田中 悟郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (00253691)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲富 宏之 京都大学, 医学研究科, 教授 (10295107)
岩永 竜一郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40305389)
今村 明 長崎大学, 病院(医学系), 教授 (40325642)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 精神障害 / リカバリー / ピアサポート / 共同創造 / 学び |
Outline of Research at the Start |
平成26年の障害者権利条約の批准や平成28年の障害者差別解消法の施行等も踏まえ、学校卒業後の障害者が社会で自立して生きるために必要となる力を維持・開発・伸長し、共生社会の実現に向けた取組を推進することは急務である。しかし、障害者が生涯を通じて学ぶ機会は十分にない。このため、学校卒業後の障害者について、効果的な学習に係る具体的な学習プログラムの開発が求められている。そこで、本研究では、成人の精神障害者のリカバリー志向型学習プログラムを開発し、その効果について評価研究を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、精神科外来通院中で、本研究の目的及び方法を説明し同意が得られた精神障害者等を対象に、パイロット研究として令和3年度に確立した学習プログラム(全9回、各約3時間、対面)をピアサポーターと専門職が共同創造しながら実施した。今回の対象者は、精神障害者20名と障害福祉サービス事業所等の職員4名の計24名で、本プログラムの修了者数は19名(修了率79%)であった。修了時の受講者のプログラムへの満足度は、「満足」14名(74%)、「やや満足」5名(26%)であった。「完璧じゃなくて良いんだということを忘れずに自分自身の体調などキチンとする。すごくわかりやすく楽しかった。うまく言葉にできなかったところもうまく聞いてもらえて良かった」、「色んな人の原点と夢を聞けて良かった。これからも、1人でいないようにするのが大事だと思った。1人でいてはいけない(1人で抱えこまない)。当事者同士のグループワークをすることが、ピアサポート実践の第一歩のようで良かった」、「ファシリテーターさんの原点、リカバリーのお話にとても心を打たれた。グループ演習で、他の方のありがたいアドバイスや意見を頂いたことが、とても忘れられないプログラムになった」などという感想もあり、本プログラムの有効性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和3年度に開発した「リカバリー志向型学習プログラム」を実施し、その有効性を示唆するデータが得られた。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)障害者当事者は「Expert by Experience(経験のある専門家)」、(2)当事者と専門職の共同創造(co-production)という理念のもと、「リカバリー志向型学習プログラム」を実施していく。
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