Project/Area Number |
21K11228
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
澤田 辰徳 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (70434529)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 佳男 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (40584206)
友利 幸之介 東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (90381681)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 運転中断 / 免許返納 / 高齢者 / 健康維持 / 生活改善 / 自動車運転 / 運転免許返納 / 予防 / 作業療法 / 運転中断者 / 予防的作業療法 |
Outline of Research at the Start |
近年,高齢運転者の事故多発によって免許返納数が急増している.しかし先行研究では,要介護状態や認知症となるリスクが運転中断後は4~8倍と一気に増悪することが示され,その支援も国内において報告が無い.本研究では,①運転中断高齢者における予防的作業療法プログラムの開発, ②運転中断となった高齢者を対象とした予防的作業療法の効果検証 (ランダム化比較試験)を行う. 運転中断高齢者への支援が担保されることにより,中断者の健康増進,免許が無い生活の不安軽減によるスムーズな免許返納,返納に伴う高齢運転者による事故の抑制などが期待される.
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は高齢者に向けた予防的作業療法プログラムの作成に基づき、研究協力者のリクルートを行なった。東京都内の特定の区内にて免許返納に関する講座を複数回(3回)行い、リクルートをする機会を得た。当初の予定ではそこでリクルート人数が集まる予定であったが、天候などにより予想以上に参加者が少ない状況であった。そのため、研究の実施には至っていない。これに関しては、公開講座による募集は難しいと判断した。研究チームのアイデアで新聞折込チラシなど別媒体によるリクルートを検討して、倫理審査通過後に行うことにした。倫理審査は現在申請中であり、審査待ちの状況である。別の状況として鳥取市でのリクルートについて検討しており、鳥取市の地域事業者や地域包括支援センター、鳥取市職員などと複数回会議を行い、今後の研究協力の調整を行なった。 一方、研究実施について本学倫理委員会に提出済みであるが、混雑状況により未だ通過していない。しかしながら、来年度には通過予定である。また、昨年度訪問したオーストラリアのJacki Liddle氏と我が国を含めた3カ国合同の国際共同レビューを行うこととなり、我々が実施する研究の一助とすることになった。レビュー研究は現在プロトコルの作成が終了している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19による高齢者を対象とする研究のリクルートを施設や関連機関が懸念したこと,また同様の影響により全国的に免許返納者が減ったことも あり,リクルートが難しくなっていた。また、COVID-19の影響が少なくなってきた状況下で免許返納に関する公開講座による講演を行い、リクルートを行なったが、COVID-19により免許保有を継続したい傾向もあり、希望者が少なく実施には至らなかった。これにより研究実施がかなり遅延し、1年の延長を行なった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は倫理審査を通過次第、新たなリクルート方法を実施する。高齢者の新聞購読率が高いことから、大田区の新聞広告の折り込みチラシにリクルート書面を用意する予定である。その後、5人を一組と した介入をクロス・セクショナルにRCTで行う予定である。
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