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STIM1に着目した心リハ効果の分子機構の解明と相乗効果が期待できる薬物の探索

Research Project

Project/Area Number 21K11255
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionOsaka Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

永塚 健宏  大阪医科薬科大学, 研究支援センター, 特別職務担当教員(助教) (10860083)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 朝日 通雄  大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10397614)
横江 俊一  大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (40454756)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2023-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2022)
Budget Amount *help
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywords心不全 / 心臓リハビリ / トレッドミル運動 / 骨格筋 / STIM1 / AMPK / 心リハ / 急性心筋梗塞 慢性心不全 / STIM1遺伝子 / SOCE
Outline of Research at the Start

生体メカニズムにおいて運動により発現が亢進し、心機能、心筋リモデリングに深く関与しているSTIM1遺伝子が慢性心不全や心筋梗塞後の心リハによる改善効果の鍵を握っていると考え、本研究では野生型マウスとSTIM1ノックアウトマウスを用いて、それぞれ心不全または心筋梗塞モデルマウスを外科的処置により作製した後、マウス運動負荷装置(トレッドミル)による有酸素運動を開始し、運動をさせなかったマウス、種々の薬剤投与による影響を比較することにより、運動の心臓機能改善効果(心リハ効果)を生化学的、組織学的に検討する。

Outline of Annual Research Achievements

心臓病は欧米で1位、日本において2位の死亡原因に挙げられる疾患である。人口の高齢化に伴い今後さらに増加すると予想され、その治療の構築は喫緊の課題である。近年、急性心筋梗塞や慢性心不全患者に対する予後改善を目的とした心リハが注目されている。申請者は運動により発現が亢進し、心筋リモデリングに深く関与しているSTIM1が慢性心不全や心筋梗塞後の心リハによる改善効果の鍵を握っていると考えた。本研究では野生型マウスとSTIM1ノックアウトマウスを用いて、心不全モデルマウスを外科的処置により作製した後、トレッドミルによる有酸素運動を開始し、運動をさせなかったマウスと比較することにより、運動の心臓機能改善効果(心リハ効果)、およびSTIM1の寄与を生化学的、組織学的に検討する。実験は、まず始めに野生型のB6/J、10~12週齢(体重25-28g)を用いてや大動脈弓結索手術(TAC)を行うことにより、慢性心不全モデルマウスを作製した。マウスは手術前に心エコーを測定し、左室駆出分画と左室内径短縮率を記録し、手術後の心エコーから左室機能を評価して儀手術マウスと比較して有意に左室機能低下が計測されたマウスを実験に用いた。傷の回復、心不全の進行が確実になる事を考慮して、手術から2週間後に心エコー測定後、運動試験を開始した。運動はNeuromuscul Disord. 2012 Feb;22(2):170-82.を参考に基準となる運動プロトコールを作成し、ベルト回転のスピードを下げたものを低強度、勾配をつけてベルトのスピードを上げたものを高強度として儀手術マウス、TACマウスの運動なし、TACマウスの運動あり(高強度、基準、低強度)の5群で試験を行った。その結果、運動強度の基準に設定した運動負荷において有意な左室機能の回復が心エコーの測定から示され、心筋の組織染色により線維化の抑制が示された。

Report

(2 results)
  • 2022 Annual Research Report
  • 2021 Research-status Report

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Published: 2021-04-28   Modified: 2023-12-25  

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