Examination of Physiological Psychology Evaluation until Return to Competition after Concussion in Children
Project/Area Number |
21K11481
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
谷田部 かなか 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (00387028)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤谷 博人 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (50278008)
足利 光平 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (60645604)
小野寺 英孝 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (10449390)
橋本 知明 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (90534230)
室井 良太 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (30832315)
寺脇 史子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (80449397)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 小児 / 脳振盪 / アンケート調査 / 生理心理学 / アンケート / 抑うつ / 気分状態 / バランス能 |
Outline of Research at the Start |
コリジョンスポーツにおいて脳振盪などの外傷性脳損傷を繰り返すことは成長過程で警笛を鳴らす問題であり、10~20年後の選手の人格・行動性にも大きく関わってしまう問題である。しかし、実際のスポーツ現場において小児脳振盪の診断・評価(Child-SCAT5等)をしても、日常生活に支障なく戻ってきた選手については、自覚症状がないと身体・機能異常に関して特に評価されない。 本研究は小児における脳振盪後の生理心理学的評価をスポーツ現場において簡便に評価出来るかを検討し、日常生活に戻った小児選手の脳振盪後の生体・心理的変化のチェック・助言、完全復帰へ向けた医療支援体制を確立していくことを目標とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,一般家庭における運動や転倒等による脳振盪様症状を呈した(医療機関等で診断されていない)小・中学生のその後の様子について更に解析・評価し,この成果を学会・研究会で発表した。 本調査の対象は,Webにて子有りの一般家庭5万世帯から事前調査した小・中学期に脳振盪様症状があった小児400人(当該世帯)とした。本調査項目は親と子へ質問を分けた。前年度行った脳振盪様症状とその後の様子について,「行動や気分」「動作」「記憶」に3分類し,受傷後のメンタルヘルス面への影響について重きを置いて検討を行った。 結果,脳振盪様経験者のうち脳振盪経験者は40%にも達していた。3分類と子どもの脳振盪様症状の訴えの有無との関係性(p<0.01)は高かった。脳振盪様症状は脳振盪後症状と似ている者がいる一方で,症状がよくわからないという者も多く,受傷経験後何らかのメンタルヘルス不調を来たしていた。また,3区分においての症状が6~19%みられ,短期や長期の後遺症状への影響が考えられた。親からみた脳振盪様症状の多くは,何か様子がおかしいのに,脳振盪と同じ項目では可視化することは難しかった。しかし,小児の訴えの有無に関わらず,親からみた各区分は,どれも高い相関性があり,小児の訴えがなくても,実際親が気になった時は,遅れて症状が出現している可能性があった。 脳振盪様症状に関する親の気づきの有無と小児の訴えの有無によりオッズ比(OR)を算出したところ,親の気づきが1区分でもあればORは約3倍であった。親が3区分の1つでも気づいた場合は,子どもの訴えも出やすく,状況はかなり改善されることが示唆された。 その他,前年度に行った事前調査(スクリーニング)について,雑誌投稿・掲載採択まで行うことが出来た(次年度に発刊される予定)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
全国規模Web調査は当初の計画以上に進展しているが、実地調査は近隣での小規模調査に限定され,社会情勢や転勤等の理由から長期期間の協力校確保が難しい状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
全国規模調査結果から、小児期の脳振盪や脳振盪様症状の更なる解析・評価を進める所存である。また,学会発表等を通じ研究の議論を深め,次の成果報告へ繋げる予定である。実地調査の実施については再検討・選出をしていきたい.
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)