Project/Area Number |
21K11570
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
北島 信治 金沢大学, 附属病院, 特任助教 (70507061)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 健康長寿 / 発酵食品 / アミノ酸 / Dアミノ酸 / 健康寿命 / 慢性腎臓病 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、「伝統的発酵食品には特徴的なD-アミノ酸が含まれ、健康長寿・腎保護に関連する」と仮説を立て、「発酵食品と健康長寿・腎保護をD-アミノ酸から理解する」ことを目指す。日本の超高齢社会を15年先取った近未来の健康長寿社会地域モデルかつ発酵食品文化の能登半島をフィールドとして、(1)「栄養ことに発酵食品・D-アミノ酸と健康長寿・腎保護との関連性を検討する」、(2)「平均余命を下げる糖尿病性腎臓病の遺伝的ハイリスク例の進展抑制への発酵食品、D-アミノ酸の関与を検討する」ことが本研究の主旨である。
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Outline of Annual Research Achievements |
健康長寿社会地域モデルである能登半島・志賀町と金沢大学との健康づくり推進事業の一環として、2011年より実施している検診結果を用いて本年も検討を追加した。志賀町の40歳以上の住民全員対象とした予防医学検診はこれまでに、約4500名が参加し疾病罹患の実態と罹患に関連する因子についての調査を行なっている。これらの結果を用いて、健康長寿にかかわる因子(栄養・運動を中心に)について解析を行った。現状における横断的な検討では性別や喫煙の有無など、従来の検討でも関連が指摘されていた項目との関連にとどまるが、今後の追加検討や経年的な縦断的な検討を追加し、新たな因子について結果が得られないかなど検討を予定している。女性および喫煙の有無が健康寿命に関わる可能性があり、さらなる詳細な検討を行っている。並行して、能登半島・志賀町における健康長寿と関連する発酵食品の候補として酒粕に注目し、ヒトでの検証を予定し、パイロットスタディのデザインが完成した。「慢性腎臓病患者に対する酒粕を用いた食事療法による血中の尿毒症物質の減少効果を明らかとする臨床研究: パイロットランダム化比較試験」の患者組み入れを開始し、2023年3月までに8例の組み入れが完了した。2023年12月までに目標である24例の介入を完了し、酒粕摂取による血中の尿毒症物質の変化、排便回数や便性状の変化、食事摂取量の変化、便の菌叢、腸内環境を反映する指標(Dアミノ酸、尿毒症物質、短鎖脂肪酸など)を経時的に検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概要にある能登半島・志賀町住民コホートでの検討を行った。これまでの検討で得られた金沢市での栄養調査、サルコペニアなどの検討結果との比較検討を行い、健康長寿に関連する要因などに関して検討した。並行して、健康長寿と関連する発酵食品の候補として酒粕に注目し、今後の検討のためパイロットスタディのデザイン作成が完成し、現在対象を組み入れ中である。
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Strategy for Future Research Activity |
住民コホートの検討では、引き続き、健康長寿社会地域モデル(能登半島・志賀町)と都市部(金沢市)での住民コホートを用いて、健康長寿にかかわる要因に関して、栄養や運動を中心に解析を継続する。候補食品としての甘粕の評価や成分分析を行い、研究計画が完成し、患者の組み入れを開始している。2023年12月までに目標である24例の組み入れ・介入を完了し、酒粕摂取による血中の尿毒症物質の変化、排便回数や便性状の変化、食事摂取量の変化、便の菌叢、腸内環境を反映する指標(Dアミノ酸、尿毒症物質、短鎖脂肪酸など)を経時的に検討を行う。
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