Prevalence of COVID-19 antibody among university students -follow up for three years-
Project/Area Number |
21K11721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
山本 眞由美 岐阜大学, 保健管理センター, 教授 (40313879)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 正大 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (20547533)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) / SARS-CoV-2 / 大学生 / 顕性感染 / 不顕性感染 / 抗SARS-CoV-2中和抗体 / COVID-19 / 抗体保有率 |
Outline of Research at the Start |
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言直前に大学に入学したG大学生750人を対象に、2020年4月(パンデミック前)、2021年(全国的感染流行期、変異株出現期)、2022~2023年(ワクチン普及時期)の各時期における新型コロナウイルスに対するIgG抗体を経時的に測定する。そして、[1] 我が国における大学生の感染率と抗体獲得率の推移、[2]IgG抗体陽性者のIgG抗体価と感染防御抗体(抗SARS-CoV-2中和抗体)量とその機能を精密に分析する。 以上より、大学生の感染防御能獲得とその維持期間などを明らかにし、大学キャンパスにおける感染制御の指針に対する科学的根拠を提供する。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言直前に大学に入学したG大学生を対象に、2020年4月(パンデミック前)に採血した保存血清と2022年2月に採血した血清を用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するIgG抗体を経時的に測定した。全員に丁寧な説明(口頭ならびに文書による)を実施し、研究に対する同意の得られた250人に参加協力を得ることができた。このデータと各学生の生活背景質問票の回答結果を総合的に分析して、我が国における大学生の感染率と抗体獲得率を明らかにするとともに、社会の感染者発生動向および学生の生活背景(独居・通学、課外活動など)との関係について解析を進めている。 さらに、上記の250人のうち120人を対象に2023年2月に再度、IgG抗体を追加測定することができた。ワクチン接種回数や学生を取りまく社会の感染症発生状況が2022年から2023年にかけて大きく変化したので、さらに比較検討ができることは、本研究のさらなる発展が期待できる。これらの作業は順調に進んでおり、期待以上の進展につながっている。 今後は、IgG抗体価に加え感染防御抗体(抗SARS-CoV-2中和抗体)量とその機能について、精密な分析を進める。これらの結果から、大学生(若年成人層)では顕性・不顕性感染ともに感染防御能を獲得できるのか、この感染防御能はどのくらいの期間持続するのか、再感染はあるのか、等について検討する。 以上より、大学生の感染防御能獲得の実態を明らかにし、今まで大学で講じられた感染対策措置(学校閉鎖、課外活動中止、学会中止、リモート教育など)の効果や妥当性を評価する。さらに、社会活動性の高い若年成人層に対しての感染症対策を検討するための疫学的根拠を提供する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言直前に大学に入学したG大学生250人を対象に、2020年4月(パンデミック前)に採血した保存血清と2022年2月に採血した血清を用い、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するIgG抗体を測定し、その後、ワクチン接種回数や接種率が増加したので2023年2月にはそのうちの120人にIgG抗体を追加測定した。全員に丁寧な説明をし、同意書記載によるインフォームドコンセントを得、採血を実施、抗体測定を実施した。これらの作業は極めて順調に進んでおり、期待以上の進展につながっている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、250人および120人の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するIgG抗体価の2020年~2023年にかけての変化を分析し、我が国における大学生の感染率と抗体獲得率、およびこれらに影響を与える諸因子(社会の感染者発生動向や学生の生活背景)との関係について疫学統計学的に解析する。さらに、本IgG抗体陽性者の血清を用いて、IgG抗体価と感染防御抗体(抗SARS-CoV-2中和抗体)量とその機能について、精密な分析を進める。特に大学生の顕性・不顕性感染、感染防御能の獲得と持続期間、再感染の有無などに注目し検討する。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)
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[Journal Article] 2022年2月の大学生のCOVID-19抗体価-ワクチン接種・感染既往との関係2022
Author(s)
山本眞由美, 足立美穂, 三輪貴生, 田尻下聡子, 堀田亮, 今村七菜子, 栗木由美子, 岡本綾子, 宮本由紀子, 中村紗矢香, 石榑志織, 猪俣京, 佐々木正大
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Journal Title
CAMPUS HEALTH
Volume: 60(1)
Pages: 193-193
Related Report
Open Access
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[Presentation] 2022年2月の大学生のCOVID-19抗体価-ワクチン接種・感染既往との関係2022
Author(s)
山本眞由美, 足立美穂, 三輪貴生, 田尻下聡子, 堀田亮, 今村七菜子, 栗木由美子, 岡本綾子, 宮本由紀子, 中村紗矢香, 石榑志織, 猪俣京, 佐々木正大
Organizer
第60回全国大学保健管理研究集会
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