Algorithm Design for k-Constrained Combinatorial Optimization Problems
Project/Area Number |
21K11755
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60010:Theory of informatics-related
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
宮野 英次 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (10284548)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 組合せ最適化問題 / 計算困難性 / 多項式時間アルゴリズム / 最大独立頂点集合問題 / 最大マッチング問題 / 多項式時間 / 近似アルゴリズム / 指数時間アルゴリズム / マッチング問題 / 埋め込み型最長共通部分列問題 / 初期解 / 最小全域木問題 / 最長共通部分列問題 / k制約付き組合せ最適化問題 / 計算容易性・困難性 / 固定パラメータ容易アルゴリズム / 指数時間厳密アルゴリズム |
Outline of Research at the Start |
組合せ最適化問題に対する解法アルゴリズムは,制約条件を満たす実行可能解の中から,目的関数の値を最適にするような解を見つけることが目的となる.従来は制約条件を満たす解をゼロから求めることを仮定しているが,ある程度の解が既に求められており,その解から始めて,より良い更新解を求めることも多い.本研究では,制約条件に加えて,初期解および初期解からの変更数の上限kが入力として与えられたときに,k回以下の変更を初期解に加えることで得られる実行可能解の中で最適な解を求めるk制約付き組合せ最適化問題について,計算容易性・困難性,近似可能性・不可能性,固定パラメータ容易性,指数時間容易性について検討する.
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Outline of Annual Research Achievements |
組合せ最適化問題に対する解法アルゴリズムは,与えられた制約条件を満たす実行可能解の中から,目的関数の値を最大または最小にするような解を見つけることが目的となる.従来,最適化問題に対するアルゴリズム設計の際には,制約条件を満たす解をゼロから求めることを仮定しているが,実際の場面では,ある程度の解が既に求められており,その解から始めて,より良い更新解を求めることも多い.本研究では,制約条件に加えて,初期解および初期解からの変更制約が与えられた元での組合せ最適化問題を対象に計算容易性・困難性の解明を目標としている.今年度の主要な研究結果は以下である. (1) 入力としてグラフG,初期解である独立頂点集合S0,初期解から変更可能な頂点数kが与えられたとき,できるだけ頂点数が多くなるような独立頂点集合Sの中で,初期解S0とSの差 |S0 - S| がkで抑えられるようなものを見つける制約付き最大独立頂点集合問題の検討を行った.入力を二部グラフに制限したとしてもNP困難となること,凸型二部グラフに制限した場合には多項式時間アルゴリズムが設計できることを示した.本研究課題で得られた成果を,情報処理学会アルゴリズム研究会,日本オペレーションズリサーチ学会九州支部若手OR研究交流会,第13回 International Conference on Algorithms and Complexity (CIAC2023) などで公表を行った. (2) 二部グラフと初期のマッチング辺集合が与えられたときに,変更できるマッチング辺の数の上界が与えられたときに,出来るだけ合計が最大となる変更制約付き最大二部マッチング問題について検討を行った.完全二部グラフの場合には多項式時間アルゴリズムが設計できること,一般のグラフに対しては2近似アルゴリズムを設計できることを示した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在までの進捗状況は以下である.(1) 変更制約付きの最大独立頂点集合問題については,計算困難になるようなグラフ集合と計算容易となるグラフ集合の構造的な違いがわかってきている.二部グラフについても,頂点順序集合に制約を持つような二部グラフの場合は,その順序を利用することで高速なアルゴリズムが設計できることがわかった.国内研究会や国際会議などで,一部の結果についてはすでに公表ができている.すでに得られている一部の結果については公表が遅れている.(2) 変更制約付きの最大二部マッチング問題については,一般のグラフに対する近似アルゴリズムが設計できた.また,完全二部グラフ集合を包含して,弦二部グラフの部分集合となる両凸二部グラフに対しては多項式時間アルゴリズムを設計できることを示すことができた.これらの結果についてはまだ公表ができていないため,出来るだけ早めに公表を行うように準備を進めている.
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Strategy for Future Research Activity |
種々の変更制約付きの組合せ最適化問題について,これまでに得られた研究成果については国内研究会,学会発表会,国際会議等での公表を行った.また,追加で得られた結果についても国内外の研究会や国際会議で公表を行っていく.一部の問題についてはアルゴリズム設計ができているが,より汎用性の高いアルゴリズム設計をおこなうため,今後も,他の研究者からのフィードバックを得ることで研究課題を進めていく.出来るだけ早く国際論文誌としてまとめて,本研究課題達成を目指す.
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Report
(3 results)
Research Products
(51 results)
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[Journal Article] On Computing a?Center Persistence Diagram2023
Author(s)
Higashikawa Yuya、Katoh Naoki、Lin Guohui、Miyano Eiji、Tamaki Suguru、Teruyama Junichi、Zhu Binhai
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Journal Title
Proc of 24th International Symposium on Fundamentals of Computation Theory
Volume: LNCS 14292
Pages: 262-275
DOI
ISBN
9783031435867, 9783031435874
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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[Journal Article] Path cover problems with length cost2023
Author(s)
Kenya Kobayashi, Guohui Lin, Eiji Miyano, Toshiki Saitoh, Akira Suzuki, Tadatoshi Utashima and Tsuyoshi Yagita
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Journal Title
Algorithmica
Volume: -
Issue: 11
Pages: 3348-3375
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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[Journal Article] Shortest Longest-Path Graph Orientations2023
Author(s)
Asahiro Yuichi、Jansson Jesper、Melkman Avraham A.、Miyano Eiji、Ono Hirotaka、Xue Quan、Zakov Shay
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Journal Title
Lecture Notes in Computer Science
Volume: 14422
Pages: 141-154
DOI
ISBN
9783031491894, 9783031491900
Related Report
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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[Journal Article] Happy set problem on subclasses of co-comparability graphs2022
Author(s)
Hiroshi Eto, Takehiro Ito, Eiji Miyano, Akira Suzuki, Yuma Tamura
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Journal Title
Proc. of 16th International Conference and Workshops on Algorithms and Computation (WALCOM 2022), Lecture Notes in Computer Science
Volume: 13174
Pages: 149-160
DOI
ISBN
9783030967307, 9783030967314
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] Path Cover Problems with Length Cost2022
Author(s)
Kobayashi Kenya、Lin Guohui、Miyano Eiji、Saitoh Toshiki、Suzuki Akira、Utashima Tadatoshi、Yagita Tsuyoshi
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Journal Title
Lecture Notes in Computer Science
Volume: 13174
Pages: 396-408
DOI
ISBN
9783030967307, 9783030967314
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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