Project/Area Number |
21K11897
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60070:Information security-related
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Research Institution | Kanazawa University (2023) National Institute of Information and Communications Technology (2021-2022) |
Principal Investigator |
江村 恵太 金沢大学, 電子情報通信学系, 准教授 (30597018)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 証明可能安全性 / システムセキュリティ |
Outline of Research at the Start |
パーソナルデータ等を扱うシステムでは、その構成要素として暗号方式が利用される。部品である暗号方式の安全性が数学的に保証されている証明可能安全性を持つにも関わらず、システムとしては脆弱であるという報告が多数成されており、データの利活用を阻害する可能性がある。本研究では、データの収集・保存・解析の各フェーズにおけるセキュリティ確保とプライバシーを保護する証明可能安全性を持つセキュアシステムを構築することで、データの安全な利活用を促進する。
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Outline of Annual Research Achievements |
昨年度にプレプリントに公開した検索可能認証暗号システムの拡張について, (1) 完全匿名性を持つ放送型検索可能認証暗号システムの一般的構成に関する成果が論文誌IET Information Securityに, (2) フォワード安全な検索可能認証暗号システムの一般的構成に関する成果が国際鍵ACNS2024にそれぞれ採録された. (3) 外部匿名性を持つ放送型検索可能暗号の一般的構成を提案し, 国内会議ISECにて発表した. (4) 昨年度に国際会議APKC2022にて発表した検索可能認証暗号システムの一般的構成に関する成果のフルバージョンが論文誌IEICE Transactionsに採録された. (5) 前年度国内会議で発表した鍵付き準同型暗号を応用した暗号化制御システムに関する成果が論文誌IEEE Accessに採録された. (6) 鍵生成センタに対して安全なIDベース暗号を用いた復号時刻指定可能暗号化データ共有システムを提案し, 国内会議ISECにて発表した. (7) メッセージ依存開示可能グループ署名を用いたID管理システムを提案し, 国内会議ISECにて発表した. (8) IDベース暗号における鍵供託問題を解決する方式について, 格子ベースの方式の実装評価を行い, 国内会議ICSSにて発表した. (9) ペアリングを用いない検索可能公開鍵認証暗号の構成手法を提案し, 国内会議SCISにて発表した. さらにフォワード安全な検索可能認証暗号システムへの適用を検討し, 国内会議CSECにて発表した (10) 属性ベース鍵付き準同型暗号の一般的構成を提案し, 国内会議CSSにて発表するとともに, 完全準同型へ拡張した方式を国内会議SCISにて発表した. (11) 匿名FIDO認証を提案し, 国内会議IEICE総合大会にて発表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度にプレプリントに公開または国内会議で発表した論文について国際会議または論文誌に投稿中である. 今年度国内会議に発表した方式についても順次国際会議や論文誌に投稿中である. これらのことからおおむね順調に進展していると評価する.
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Strategy for Future Research Activity |
プレプリント, 国内会議で発表した成果について, 査読付き国際論文誌/会議への採録を目指す. またさらなるセキュアシステムの提案を進める.
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