A Study on Wide Area Virtual Network Testbed Utilizing Segment Routing Technologies
Project/Area Number |
21K11913
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60090:High performance computing-related
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
市川 昊平 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (90511676)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 広域計算環境 / セグメントルーティング / SDN / SRv6 / クラウドコンピューティング |
Outline of Research at the Start |
仮想計算機技術の発達により、広域に分散する仮想計算機基盤を結合する仮想ネットワーク技術の研究開発が進み、SDN (Software-Defined Networking) を基盤としたネットワークの実験基盤が整いつつある。しかしながら、現在、標準的に利用されているOpenFlowによるSDNは中央集中型の管理方式であり、複数サイトにまたがるマルチサイト環境における仮想ネットワークの管理方式として適していない。そこで、本研究では、広域に分散する仮想計算機基盤における仮想ネットワークにおいて、OpenFlowに代わりセグメント・ルーティング技術を用いた分散型のSDNテストベッドの構築を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
仮想計算機技術の発達により、地理的に分散する大学や組織が提供する計算機資源をソフトウェア制御技術により動的に多数確保し、仮想計算資源を共有するマルチサイト・クラウド実験基盤の構築技術は成熟しつつある。また、これら広域に分散する仮想計算機基盤を結合する仮想ネットワーク技術も研究開発が進み、SDN (Software-Defined Networking) を基盤としたネットワークの実験基盤も整いつつある。しかしながら、現在、標準的に利用されているOpenFlowによるSDNは中央集中型の管理方式であり、複数サイトにまたがるマルチサイト環境における仮想ネットワークの管理方式として適していない。そこで、本研究では、広域に分散する仮想計算機基盤における仮想ネットワークにおいて、OpenFlowに代わりセグメント・ルーティング技術を用いた分散型のSDNテストベッドの構築を目指し、研究開発に取り組んでいる。 3年目にあたる当該年度は、昨年度に引き気続き 1) SRv6が利用可能なネットワークの相互接続環境の構築、2) ネットワークセグメントのセマンティクスリポジトリの確立に向けた実験を実施すると共に、3) 提案テストベッド基盤上での実証的評価を実施した。具体的には、SRv6をモバイルエッジコンピューティング環境においても実証可能なように実証実験環境を構築し、分散機械学習をアプリケーションとして実証評価した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究では、研究期間を通して、1) SRv6が利用可能なネットワークの相互接続環境の構築、2) ネットワークセグメントのセマンティクスリポジトリの確立、3) 提案テストベッド基盤上での実証的評価という3つのマイルストーンを設定して進めている。当該年度では、研究計画通り、1) SRv6が利用可能なネットワークの 相互接続環境の構築と2) ネットワークセグメントのセマンティクスリポジトリの確立に取り組み、3)の実証実験環境を構築し、アプリケーションによる実証的評価を実施した。そのため、概ね当初の計画通り研究開発が推移していることから、順調に進展していると判断している。
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Strategy for Future Research Activity |
当該年度は当初の研究開発通り、順調に研究開発が進展した。一方で、成果発表予定としていた国際会議の計画変更等により、次年度以降に研究期間を延長し、成果報告活動に取り込む予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)