Project/Area Number |
21K12395
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80010:Area studies-related
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Research Institution | Osaka Sangyo University |
Principal Investigator |
中谷 潤子 大阪産業大学, 国際学部, 教授 (20609614)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 恵子 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (50615135)
山口 裕子 (山口裕子) 北九州市立大学, 文学部, 教授 (70645910)
北村 由美 京都大学, 附属図書館, 准教授 (70335214)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 移住労働 / 再統合 / ジャワ / 移住労働者 / インドネシア |
Outline of Research at the Start |
本研究では、移住労働者、すなわちアジア諸国での家事労働などの非熟練労働、日本での技能実習、看護・介護等のケア労働に従事するインドネシア人を対象とし、国への帰還後、地元での新たなライフステージの構築に向けた、自立支援の在り方、労働経験の活かし方を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
コロナによる影響もほぼなくなり、ようやく現地調査が再開された年度となった。各自が夏季休暇期間を利用して、それぞれのフィールドでの調査活動を再開した。そしてメンバー全員での活動としては、9月に対面での研究会を行った。その際に調査報告と最終年度であることを踏まえ、全体での成果発表と1年の延長について合意を得た。また1,2 年目に引き続き、ZOOMにて定期的に読書会をした。 そして令和4年度に合同研究会を行った20K12357のメンバーと共同で南山大学のアジア・太平洋研究センターで10月22日にセミナーを開催した。 さらに本科研の共同成果として、2024年度7月開催の国際学会ICASでのパネル発表に申し込み、採択された。そこで、それを受けて、2024年2月18日には、東南アジア学会九州地区例会で「インドネシア人帰還移民の再統合:日本と台湾の事例から」という公開研究会を行った。 代表者はメンバーの一人と3月に東ジャワ調査に行った。それはコロナ後初の訪問、本科研になってからようやく行くことができたフィールド調査であった。 次年度は延長した最終年度、上記ICASでひとつのかたちとするとともに、再開されたフィールド調査で得た課題や調査方向についてもぜひ共有し、継続調査を行いたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現地調査が再開されたが、1,2年が予定どおりではなかったため、全体としては遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
現地調査は続けつつ、メンバーで議論を重ねてきた「再統合」について、先行研究にある理論による分析を試みる。 国際学会(ICAS)での発表のほかに、メンバー全員での論文化をめざす。
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