非市場戦略を実行するインスティテューショナル・アントレプレナー
Project/Area Number |
21K13348
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
永里 賢治 兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (60847507)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 制度的企業家 / 非市場戦略 / ルール形成 / アントレプレナー |
Outline of Research at the Start |
制度的企業家とは「新たな制度の創造ないし既存の制度を変革するために資源を使う主体」と定義されているが、これまでの研究の方向性には一貫性がなく、理論の積み上げが十分ではない。本研究では制度派組織論における理論化を念頭に置き、制度的企業家の動機やモチベーションが何から生じるのかを解明し、非市場戦略を遂行する時のメカニズムや成功要因に関して一般化や体系化を行い、最終的には理論化を行うことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は制度的企業家の役割に焦点を当て、国際会議(査読付)で発表を行った。これまでは制度的企業家(個人)の動機やモチベーションについて焦点を当ててきたが、次にその役割について考察を試みることが出来た。これは研究目的である非市場戦略を行うためのメカニズムの解明について、示唆を与えるものと考えている。今年度は海外(欧州)に出張し、当事者(関係者)へのインタビューを行う、事例の深堀りを行ったり、他の事例についても調査やインタビューを試みることで、更なる知見や示唆を得ながら、新しい仮説が提唱できるかどうかについても考えてみたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
欧州の化学産業を対象とした事例で、制度的企業家が存在し、ユニークな役割を果たしていたことが観察された。そのケースについて、米国で行われた国際会議(査読付)で発表を行った。また世界の研究者と意見交換を行い、示唆に富んだコメントを頂き、今後の研究に活かすことが出来ると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は海外(欧州)に出張し、当事者(関係者)へのインタビュー等を実施する。事例の深堀りをおこなう事で、更なる知見や示唆を得たいと考えている。また他の事例についても色々と調査やインタビューを試みて、新しい仮説が提唱できるか考えてみたい。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)