Project/Area Number |
21K13554
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Odawara Junior College |
Principal Investigator |
風間 みどり 小田原短期大学, 保育学科, 准教授 (40780812)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | 子どものICTの使用状況 / 子どもの認知能力 / 子どもの非認知能力 / 子どもの生理的要因 / 子どもの睡眠の問題 / 養育スタイル / 養育者のICTの使用状況 / 養育者の意識 / ICT / 認知能力 / 非認知能力 / 睡眠や身体的問題 / 社会環境 / 生理的ストレス / 生理的要因 / 心理的要因 / 子どもの発達 / 認知 / 感情 / 生理 |
Outline of Research at the Start |
ICT活用と子どもの発達との関連を検討することは重要な課題であることから、本研究は、幼児期から児童期に移行する子どもを対象に、ICTを用いた遊びや学習が、子どもの発達にもたらす効果と影響を子どもの認知能力(実行機能、他者理解)、非認知能力(感情コントロールや意欲)、気質などの心理的要因、ICT使用時におけるコルチゾール分泌量の日内変化や睡眠の問題などの生理的要因やストレス、養育環境やデバイスへの関心など環境要因から総合的に検討する。さらに多文化の子どものICT活用の英語学習時の心理的データとの文化比較から、日本の子どものICTを活用した学習時の文化的課題を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
子どものICT使用と子どもの認知、非認知、生理的要因、社会環境との関連を検討するために、5,6歳から小学校1年生とその養育者40組を対象に、行動実験と質問紙調査を実施した。縦断的分析のため、今年度同一の対象者に質問紙調査を実施予定である。 5,6歳、小学校1,2年生とその養育者計300組を対象にWeb調査を実施し、子どものICTの使用状況、使用に関する養育者の懸念と期待、養育スタイル、子どもの社会性について検討した。スマートフォンの使用状況は、性別、年齢との関連が見られ、5,6歳の男児の使用は期待度数よりも多く、ゲーム機の使用と使用時間は、男女とも小学校1,2年生は多くなった。子どものICT使用への養育者の懸念は、5,6歳では子どもの問題行動が多いほど睡眠時間減少や自己コントロールへの懸念が高いことが示された。小学校1,2年生では、問題行動が多いほど睡眠時間減少や実体験不足への懸念が高いこと、子どもの自己制御が低いほど、視力悪化や姿勢悪化への懸念が高いことが示された。子どものICT使用への養育者の期待では、5,6歳は子どもの社会性との関連は見られなかったが、小学校1,2年生では、子どもの社会的コンピテンスが高いほど、知的好奇心、思考力発想力の発達に期待がある、子どもの自己主張や責任感が高いほど知的好奇心、思考力発想力、基礎学力の発達に期待があることが示された。子どものICT使用への養育者の懸念・期待と養育スタイルとの関連は、5,6歳では関連は示されなかったが、小学校1,2年生では、受容的しつけが多いほど子どもの知的好奇心の発達に期待が見られた。子どもの年齢、社会性の発達、養育スタイルの違いにより、子どものICT使用への養育者の懸念や期待が異なる可能性が示唆された。 子どもの社会性の発達と生理的要因との関連について、先行研究のレビューと以前収集したデータを分析し、課題を整理した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19のため、子どもとその養育者を対象とした行動実験と質問紙調査の実施が2023年度になり、遅れを生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、縦断的検討を行うため、2023年度に実施した行動実験と質問紙調査の研究対象者に質問紙調査を実施する。これらのデータを解析し、2024年度中に学会で報告する予定である。2023年度にWebで収集した質問紙調査の結果を2024年9月に学会で報告し論文を執筆する。研究データを総合的に解析、考察した上で、幼児期から児童期の子どものICTを使用した活動と子どもの認知能力、非認知能力の発達、生理的指標、社会環境との関連について、最終的な成果を発表する。
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