臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラムの開発
Project/Area Number |
21K13652
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
山口 祐子 帝塚山大学, 心理学部, 教授 (30753321)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 臨床現場 / 心理検査 / 教育プログラム / 心理検査教育プログラム / ニーズ調査 / 教育プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
公認心理師養成大学・大学院において心理検査教育では臨床現場の視点を重視した教育が急務である。公認心理師の活躍する臨床の場には保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野(以下:主要5分野)が存在する。主要5分野すべてを対象としたニーズ調査が見当たらない現状を鑑みると主要5分野共通の臨床現場の視点を重視した心理査定教育プログラムが求められる。 そこで本研究では主要5分野の臨床現場で活躍する公認心理師からみた心理検査教育プログラムへのニーズを把握し,心理検査教育プログラムに携わる複数の大学教員による「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラム」の原案作成・開発を行うことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2015年9月に『公認心理師法』が公布され,公認心理師養成大学・大学院では,現場を意識した教育が求められる。特に心理検査教育では臨床現場の視点を重視した教育が急務である。公認心理師の活躍する主要5分野すべてを対象としたニーズ調査が見当たらない現状を鑑みると,主要5分野共通の臨床現場の視点を重視した心理査定教育プログラムが求められる。そこで本研究では【研究1】主要5分野の臨床現場で活躍する公認心理師からみた心理検査教育プログラムへのニーズを把握すること,【研究2】心理検査教育プログラムに携わる複数の大学教員による臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラムの原案作成を行 う。また,研究2を踏まえて【研究3】臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラムの開発を行うことを目的とする。 今年度は【研究3】「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラムの開発」に取り組んだ。研究2で作成した「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラム」原案について、①検査を複数名で担当、②公認心理師による検査実施場面のビデオ陪席、③フィードバック後の振り返りの3点をブラッシュアップし、プログラムの授業を受講経験のない大学院1年生を対象に実施した。受講学生に「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラム」終了後に自由記述によるアンケートを配布し回収した。自由記述より、本プログラムは「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラム」は臨床現場での活用をイメージしやすい内容であり、検査を複数名で担当したことにより、学生の不安感の低減につながったと考えられる。本年度は対象学生が少数であったため、質的分析を行うためには,対象者である大学院生数を増やして引き続き検討する必要があると考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
心理検査対象者の確保および大学院生の日程調整が困難であったため、やや遅れが生じた。また、質的分析を行うために、大学院生数を増やす必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
【研究1】については研究論文として学会誌に投稿,【研究2】については学会発表を行った。研究計画の変更の必要性も認められないが,対象者を増やす必要があるため,引き続き以下の研究を行うこととする。 【研究3】:臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラムの開発 (目的)公認心理師養成大学院に所属し,心理検査に関する授業の受講経験のない大学院生を対象に「臨床現場の視点を重視した心理検査教育プログラム」実施後にアンケートを行うことで適切性を検証する。(方法)心理検査の授業体験のない大学院生を対象に研究2で修正された「臨床現場の視点を重視した心理検査 教育プログラム」を行う。同プログラム終了後に自由記述によるアンケートを配付の上,回収する。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)