Unraveling human parental motivation and cognition: Using social psychological and braining imaging methods
Project/Area Number |
21K13669
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10010:Social psychology-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高松 礼奈 京都大学, 教育学研究科, 助教 (90867144)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 養護欲求 / かわいいの知覚 / パーソナリティ / 養育 / 養護 / 感情 / 欲求 / 養育行動 / 神経心理学 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、子どもに対する養護欲求について、子どもの内面的な特性や行動パタン、養育者の感情状態(抑うつ)の影響を解明することを目的とする。具体的には、子どもに対して抱く養護欲求には、子どもの幼い外見的特徴の知覚(ベビースキーマ効果)だけでなく、子どもの内面的な特性や行動、それらを養育者がどう捉えるかが、どのように影響するかを明らかとする。また、養育者の感情状態が子どもに対するかわいい感情を低下させ、養護欲求に負に働く仮説モデルを検討する。そのために、マルチデータ(実験、質問票、fMRI)を用い、養護欲求の感情、認知や行動に加えて、神経レベルで説明するモデルを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
幼稚な特徴をもつ対象は、知覚者にポジティブ感情(かわいい、やさしさ)を喚起させ、養護欲求の高まりから養育に関連する行動を促進する。この研究プロジェクトでは、かわいい感情や養護欲求が低下する原因を探るべく、対象と知覚者側それぞれの要因を多角的な方法で検討している。 2021年度は、実験成果の論文化と追加分析を行った。この実験では、子どものパーソナリティを操作し(positive, negative, neutral)、パーソナリティがかわいい感情や養護欲求に与える影響を調べた。望ましいパーソナリティ情報が追加された子どもの顔は操作前よりもかわいいと評価され、養護欲求が高まった。一方、望ましくないパーソナリティ情報が追加されると、前よりもかわいい評価が下がり、養護欲求も低下した。追加分析では、査読者からの指摘を受け、刺激のランダム効果を考慮した一般化線型モデルをによる固定効果(実験操作)の検討を行った。結果、分散分析の結果と一致することを確認した。この研究成果は、PLOS ONEに掲載され (Takamatsu, Kusumi, & Nittono, 2023)、メディア(時事通信、西日本新聞)にも取り上げられた。 また、対象を養護の対象とするとき、しないときの脳活動を計測するために、fMRI実験の予備実験 (n=102) と本実験 (n=50) を実施した。予備実験では、新たに開発したInclusion-Exclusion課題のオンライン版の検討を行った。結果、これまでの知見と一貫し、Exclusion条件のほうが、Inclusion条件よりも、養護の対象となる人カテゴリの多いことが示された。脳画像データについては、前処理を終えて個人解析を行なっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前年度の成果を公表することができた。同時に、コロナ感染拡大時はオンライン実験でデータを集め、本実験に備えた。コロナ規制が比較的緩やかであった10月からMRI実験を開始し、およそ3ヶ月で必要なデータ (n=50) を順調に撮り終えた。一方、養護欲求が低下する養育者側の検討は、文献調査にとどまったため、次年度に行うこととした。
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Strategy for Future Research Activity |
かわいい感情や養護欲求に影響する養育者側の要因を検討する。Exkumaを用いて経験サンプリング調査を行い、かわいい感情がどのように変動するのか検討する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)