進行性核上性麻痺における疾患修飾薬開発に資するモニタリング評価基盤の確立
Project/Area Number |
21K15705
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52020:Neurology-related
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Research Institution | National Institutes for Quantum Science and Technology |
Principal Investigator |
遠藤 浩信 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員 (10894397)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 進行性核上性麻痺 / タウPET / タウオパチー / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
進行性核上性麻痺(PSP)は、病状進展とともに脳内異常タウたんぱくが蓄積し、運動・認知機能障害を呈する不治の神経難病である。易発年齢が高齢のため、近年の人口高齢化に伴い罹患者数が増えており、根本治療薬の開発は喫緊の課題である。申請者が所属する量研機構では、PSPのタウ病変を生体内で可視化するタウPETリガンド[18F]PM-PBB3を開発した。この技術を用いたPSP鑑別診断法は確立されつつあるが、縦断的な症状進行評価や予後予測に対する指標は確立されていない。PSPにおけるタウたんぱく病変の縦断的な分布の変化と神経障害、症状との関連を検討し、治療法開発に向けたモニタリング評価基盤の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
進行性核上性麻痺(PSP)は、病状進展とともに脳内異常タウたんぱくが蓄積し、運動・認知機能障害を呈する不治の神経難病である。易発年齢が高齢のため、近年の人口高齢化に伴い罹患者数が増えており、根本治療薬の開発は喫緊の課題である。申請者が所属する量研機構では、PSPのタウ病変を生体内で可視化するタウPETリガンド[18F]PM-PBB3を開発した。この技術を用いたPSP鑑別診断法は確立されつつあるが、縦断的な症状進行評価や予後予測に対する指標は確立されていない。PSPにおけるタウたんぱく病変の縦断的な分布の変化と神経障害、症状との関連を検討し、治療法開発に向けたモニタリング評価基盤の確立を目指す。本研究では、①PSPにおけるタウたんぱく病変の縦断的な分布の変化と神経障害、症状との関連を検討し、②治療法開発の基盤となるモニタリング評価基盤の確立を目指す。本研究によりイメージングによるPSP治療薬剤の薬効評価系が確立され、治療法開発が一層推進されることが期待される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
PSPの病態進行をとらえるモニタリング評価系の確立のため、現在進行しているタウPET検討において、縦断的評価のための被検者リクルートを進めた。縦断検討のため脱落例を認めたが、目標のおおむね9割程度縦断評価が進んだ。また探索的に検討したPSPにおける画像診断指標について国内での学会発表を行い、論文発表した。縦断検討においては国際学会において発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
PSPにおけるタウたんぱく病変の縦断的な分布の変化と神経障害、症状との関連を検討し、治療法開発の基盤となるモニタリング評価基盤の確立にむけて得られた結果をとりまとめ、論文にて成果の発表を行う。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)