microRNAに着目した川崎病冠動脈瘤での血管微小粒子役割解明と創薬標的検索
Project/Area Number |
21K16051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
仲岡 英幸 富山大学, 附属病院, 診療助手 (30725784)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | microRNA / CAWS / 冠動脈炎CAWSマウスモデル / 川崎病急性期 / 冠動脈病変 / 血管内皮細胞 / 微小粒子 / 川崎病冠動脈瘤 / 血管微小粒子 / CAWS血管炎マウスモデル |
Outline of Research at the Start |
川崎病急性期の血管炎が生じる際に、この2種類の特異的なmicroRNAが中小血管である冠動脈に限局して発現するかどうかを確認し、血管壁の3層構造(内膜/中膜/外膜)のどの層から産生され、 EMPs内に封入されどのような経路で他の細胞/組織へと情報伝達するかを示し、さらにCAL 症例のiPS細胞から誘導した血管内皮細胞やCA WS血管炎マウスモデルの刺激実験を用い、この特異的なmicroRNAが誘導する川崎病急性期に上昇するTNF-αおよびIL-6の炎症性サイトカインとin silico解析で予測した他遺伝子とのカスケードを示し、川崎病急性期におけるCAL 形成の病因を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
Candida albicansの培養上清から得られる可溶性多糖分画(CAWS; Candida albicans water soluble fraction)1mgを5日間連日腹腔内投与し、川崎病に類似した冠動脈炎CAWSマウスモデルを作成は成功している状況である。現在、作成した冠動脈炎CAWSマウスモデルから得られる経時的な血清での炎症性サイトカインの測定を行い、同時に冠動脈切片での炎症反応、線維化の進行について測定中である。今後は、CAWS投与前日、投与中(1日目、3日目、5日目)、投与後翌日のそれぞれのマウスに、我々は同定した川崎病急性期における血管内皮細胞から遊離される血管微小粒子(EMPs)に含まれる冠動脈病変に特有の特異的な2種類のmicroRNAを腹腔内投与し、光学顕微鏡および 電子顕微鏡にて血管内皮細胞傷害の程度を計測し、さらに炎症性サイトカインのmRNAをリ アルタイムPCRで、炎症性サイトカインの蛋白量をELISA法で測定し、コントロールCA WSモデルと比較検討する。さらにの特異的な2種類のmicroRNAのノックアウトマウスをそれぞれ作成し、 CAWSを腹腔内投与し冠動脈血管炎を惹起させ、光学顕微鏡および電子顕微鏡にて血管内皮 細胞傷害の程度を計測、さらに炎症性サイトカインのmRNAをリアルタイムPCR、蛋白量を ELISA法で測定し、コントロールCAWSモデルと比較検討する。この2種類の特異的な microRNAが冠動脈血管炎のカスケードにおいて非常に重要な役割を果たしていることを証明 するため、microRNAノックアウトマウスにおいてCAWS投与で冠動脈血管炎が惹起されな いもしくは過剰に惹起されるかを明らかにする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
順調にCandida albicansの培養上清から得られる可溶性多糖分画(CAWS)1mgを5日間連日腹腔内投与し、川崎病に類似した冠動脈炎CAWSマウスモデルを作成は成功し、予定している次の実験へ進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、CAWS投与前日、投与中(1日目、3日目、5日目)、投与後翌日のそれぞれのマウスに、我々は同定した川崎病急性期における血管内皮細胞から遊離される血管微小粒子(EMPs)に含まれる冠動脈病変に特有の特異的な2種類のmicroRNAを腹腔内投与し、光学顕微鏡および 電子顕微鏡にて血管内皮細胞傷害の程度を計測し、さらに炎症性サイトカインのmRNAをリアルタイムPCRで、炎症性サイトカインの蛋白量をELISA法で測定し、コントロールCAWSモデルと比較検討する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)